国境を越える日本アナーキズム―19世紀末から20世紀半ばまで

個数:
  • ポイントキャンペーン

国境を越える日本アナーキズム―19世紀末から20世紀半ばまで

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801007949
  • NDC分類 309.7
  • Cコード C0031

内容説明

日本アナーキズム史の再検討。幸徳、大杉に限らず、エスペラント語などを駆使し、手紙・雑誌・パンフレットを介して、世界各地と交流してきた日本のアナーキズム。石川三四郎の「土民生活」の着想源、日本に触発されたロシア革命の元闘士、大杉の思想を吸収した朝鮮共産主義者、世界へ発信し続けた延島英一、反戦平和運動と連帯する日本アナキスト連盟…。国境を飛び越えたアナーキーな実践例から日本におけるアナーキズムを捉え直す。

目次

第1部 日本と世界とのつながり―一九世紀末から一九三〇年代まで(日本のアナーキストによる国境を越えたつながり(一)―一九世紀末から大逆事件まで
日本のアナーキストによる国境を越えたつながり(二)―東アジアの連帯
日本アナーキズムにおけるインターナショナリズムと延島英一
徴兵忌避者のグローバル・アナーキズム―ニコライ・ペトロフ=パヴロフの函館と大連における活動とその意義)
第2部 日本から世界へ、世界から日本へ(植民地朝鮮におけるアナーキズム伝播―朝鮮共産主義運動と大杉栄;石川三四郎における地球の思考―ヨーロッパ滞在から土民生活へ;第二次世界大戦後の日本における国境を越えるアナーキストたち―WRI(戦争抵抗者インターナショナル)と山鹿泰治らとの交流に焦点を当てて)

著者等紹介

田中ひかる[タナカヒカル]
1965年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専攻、社会思想史。現在、明治大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。