出版社内容情報
黒人という、女性という呪い
火山の噴火でカリブ海の故郷を追われ、世界を彷徨し、最期にパリの施設にたどり着いたマリオットが紡ぐ、ある一族の歴史=人生の物語。
奴隷たちの先頭に立って戦い、出産後すぐに処刑された実在の黒人女性から始まる家族の物語、ユダヤ系フランス人アンドレとグアドループ出身のシモーヌによる代表作!
内容説明
火山の噴火でカリブ海の故郷を追われ、世界を彷徨し、最期にパリの施設にたどり着いたマリオットが紡ぐ、ある一族の歴史=人生の物語。奴隷たちの先頭に立って戦い、出産後すぐに処刑された実在の黒人女性から始まる家族の物語、ユダヤ系フランス人アンドレとグアドループ出身のシモーヌによる代表作!
著者等紹介
シュヴァルツ=バルト,シモーヌ[シュヴァルツ=バルト,シモーヌ] [Schwarz‐Bart,Simone]
1938年、グアドループ出身の両親のもと仏南西部のサントに生まれる。三歳でグアドループへ移り、ポワンタピートル、パリ、ダカールで学ぶ。1959年に、パリのメトロで、アンドレ・シュヴァルツ=バルトと出会う
シュヴァルツ=バルト,アンドレ[シュヴァルツ=バルト,アンドレ] [Schwarz‐Bart,Andr´e]
1928年、仏北東部のメッスに生まれる。2006年、グアドループのポワンタピートルにて没する。ユダヤ系ポーランド人の両親をもち、両親と兄弟を強制収容所で失った経験をもとに書いた『最後の義人』(Le Dernier des Justes(Seuil,1959))でゴンクール賞を受賞
中里まき子[ナカザトマキコ]
1975年、福島県に生まれる。トゥールーズ第二大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在、岩手大学人文社会科学部教授。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




