内容説明
それまでのただ事実を伝えるだけの記事ではなく、渦中での緻密な取材をもとに、歴史の1ページであり、詩でもあるような、読者の心を惹きつけてやまない記事を書き、“ルポルタージュ”というジャンルを確立し、社会正義のために闘った偉大なジャーナリストの評伝。
目次
ヴィシー、リヨン、パリ 一八八四‐一九一四年
第一次大戦 一九一四‐一九一八年
国際リポーターとして 一九一九‐一九二一年
極東の旅 一九二二年
徒刑場にて 一九二三年
ビリビにて 一九二四年
狂人のもとで 一九二五‐一九二六年
ブエノスアイレスへ 一九二六‐一九二七年
ブラックアフリカへ 一九二八年
さまよえるユダヤ人を追って 一九二九年
中東、そしてバルカンへ 一九三〇-一九三一年
中国取材と最後の航海 一九三二年
ロンドルとルポルタージュ
付録 ロンドル選文集
著者等紹介
真野倫平[マノリンペイ]
1965年生まれ。パリ第八大学博士課程修了。現在、南山大学教授。専攻、十九世紀フランス文学・歴史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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