ゲリラガーデニング―境界なき庭づくりのためのハンドブック

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ゲリラガーデニング―境界なき庭づくりのためのハンドブック

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768459645
  • NDC分類 629.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

勝手耕作完全マニュアル、待望の邦訳!

世界にはいろんなことをしている人たちがいます。
本書に登場する人たちが耕しているのは自分の庭ではありません。
見つからないようにこっそりと、空き地、手入れのされていない花壇、道路の中央分離帯、行政区分のあいまいな土地、いつの間にかゴミ捨て場と化しているスポット……、そんな土地を「庭へと変えてしまう」、これがゲリラガーデニングです。

その土地の成り立ちを調べ、見つからないように細心の注意を払い、無断で、創造的に、まるで魔法のように、ふさわしい植物で街を飾るアナーキーな庭づくり。
世界中の実例を紹介しながら、伐られていく世界の中で「植えていく」ことに突き進む。読んだらやってみたくなることまちがいなしの一冊です。

土を掘る、種をまく、水をやり植物を育てる。
こうし た 人間として の 当然の営みは、 土地を所有せずとも実現可能なのです。

内容説明

ひるまずに植える、こっそりと植える。放置されている土地は誰のもの?道端や空き地を庭に変えてしまうちょっと物騒でアナーキーなたのしい魔法のガーデニング。特別寄稿:東京大学だめライフ愛好会。

目次

第1部 ムーブメント ゲリラガーデニングという運動(ゲリラガーデンとは;なぜ闘うのか;何と闘うのか;歴史)
第2部 マニュアル ゲリラガーデニングの手引き(武器(アーセナル)
戦場(フィールド)
宣伝(プロパガンダ)
勝利(ビクトリー))

著者等紹介

レイノルズ,リチャード[レイノルズ,リチャード] [Reynolds,Richard]
ロンドン在住のゲリラガーデナー。大学時代、授業中に窓辺に小さな花壇をこしらえたのが初めてのゲリラガーデン。2004年に公団に引っ越したのを契機に本格的にゲリラガーデン活動に没頭する。世界各地のゲリラガーデナーとつながり、guerrillagardening.orgを運営している

甘糟智子[アマカストモコ]
翻訳家。主な訳書『アナキストサッカーマニュアル―スタジアムに歓声を、革命にサッカーを』(現代企画室、2013年)、『スピルオーバー―ウィルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか』(明石書店、2021年)、『ナイス・レイシズム なぜリベラルなあなたが差別するのか?』(明石書店、2022年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikada

11
放置された土地や街路に植物を植える「ゲリラガーデニング(勝手耕作)」のすすめ。「ゲリラ」というと物騒な響きだが、迷惑のかからない範囲で緑を増やし、ゴミ溜めのような治安が悪い土地が生まれ変わることを考えれば、この行動の意義は自明だろう。ゲリラガーデニングにより土地の価値が上がり、再開発の対象になってしまうなんて皮肉なこともあるそうだけど。読んでいて、現代の都市生活は土や草と切り離されたもので、でも自身で小さな行動を起こして植物とのつながりを取り戻すことは決して難しくないと感じられる一冊。2025/04/06

paluko

10
身の回りの世界を見る目が変わるかもしれない、一冊。著者はロンドン在住のイギリス人だが、日本の、うちの近所でもこのゲリラガーデニングを実践している人たちが確実に存在しているにちがいない。歩道脇に元気にはびこるオリヅルランや、立派に育った街路樹と見える樹木にもたまに「私的植栽撤去のおねがい」という都からのメッセージが括りつけられているところをみると…。「人は生気のない飾り物と化し、そこで使う金がなければ公共空間で過ごすことさえ許されない」(44頁)というのは松本哉『貧乏人大反乱』にも通じるコンセプト。2024/12/06

Takuji Izumisawa

3
感動した。ハッピーで強固なレジスタンスだと思った。思想的にも現代人の苦しみは個と公を明確に分けているのが大きな原因だと思う。植物生態系的な話で炎上しているらしくてそれも一理あるのでやる場合の品種は慎重に考える必要がある。2024/12/15

与太

3
自分の所有地以外の場所で勝手にガーデニングすることで、土地所有の考え方を革める活動、かな。日本では勝手耕作と呼ばれてるらしい。 やってみたい気持ちはうまれるけど、植生を乱すのは本意じゃないので、そういう知識を身に着けてからだし、そもそも近所の土地の使われ方なんて気にしたことなかったので、まずはそれらに目を向けるところから始めたいな。世の中への見方が変わるという意味ではとても良い本だった2024/11/23

ああああ

0
自分の土地ではない場所でガーデニングを行うゲリラガーデニングについて、歴史・事例・やり方などをまとめた本。エッセイ調でフランク。(時にはランチャーで)種と土で作った種爆弾を打ち込む手法はゲリラっぽくて面白い。環境を壊さないかが気になっていたが、繁殖力が強いものは扱い切れる自信がある時のみとあった。植物の育たない土地の再生手法なども興味深い。園芸欲の解放以外にも食糧問題であったりある種の運動であったり動機も様々だ。ただ、土地の少ない都会の話が主に思え、自分はやれる余地があるので自宅で園芸はやろうと思った。2025/05/10

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