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内容説明
マンガ読解の基礎と応用を例示する第1部、マンガ産業の流通から今後の課題を探る第2部、グローバル世界のなかのマンガを論じた第3部を通して、マンガ研究をアップデートする。
目次
1 テクスト読解の基礎と応用(画像描態論―『テレビくん』にみる画像としてのマンガ;描線創生論―コマとアリストテレスの運動イメージ―楳図かずお『別世界』と高野文子『黄色い本』を例に;描画生態論―物語マンガの文字と描画はいかにして読解にかかわるのか?―形態学的描線論と生態学的描画論の統合可能性を探る ほか)
2 文化・産業におけるコミックの課題(読者・読書論―マンガ経験のさらなる探求に向けて―読者・読書論を超えて;翻訳文化論―マンガ翻訳という場;産業労働論―多数の「ある無名作家」から成るマンガ出版の場を巡って ほか)
3 グローバル化世界におけるコミックの現在(バンド・デシネ論―バンド・デシネのアルバムの規範化をめぐる問題;日仏制作流通論―「日本」から「日本語」へ―マンガの国境をこえた展開に係る在仏マンガ出版社Ki‐oonのケーススタディ;北米作品受容論―「世界マンガ」としての『劇画漂流』―北米における辰巳ヨシヒロ像の構築 ほか)
著者等紹介
小山昌宏[コヤママサヒロ]
筑紫女学園大学教授・自然医科学研究所研究員(情報メディア研究)
玉川博章[タマガワヒロアキ]
日本大学、武蔵野美術大学ほか非常勤講師(文化研究、文化社会学)
小池隆太[コイケリュウタ]
山形県立米沢女子短期大学教授(記号学、メディア論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。