内容説明
「絵画の終焉」がささやかれて久しい現代においてなお、絵画を描きつづけること。写真を描きうつす“フォト・ペインティング”から、デジタルイメージをもちいた近作“ストリップ”まで、多岐にわたる作品を横断し、リヒターの制作理念を明らかにする。
目次
1 消えゆくイメージ
2 偶然性と秩序
3 世界を知るための「地図帳」
4 視点の移動、時間の攪乱
5 光と幻影
6 美しいもの
7 イメージの映像化
8 豊島プロジェクト―無用に捧ぐ
著者等紹介
林寿美[ハヤシスミ]
1967年、兵庫県に生まれる。国際基督教大学教養学部卒業。DIC川村記念美術館学芸員、国立国際美術館客員研究員などを経て、現在、インディペンデント・キュレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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