内容説明
ボードレールの詩のひとつひとつに深く刻み込まれた“傷”を手がかりに、『悪の華』から『パリの憂愁』に至る詩人の冒険を、存在という観点から剔抉する。
目次
存在の冒険―ボードレールの詩学
補遺(イマージュ1―記号とその影;イマージュ2―仮面とその影;イマージュ3―鏡とその影;劇(ドラマ)―読むことについて
希望の詩学―清水昶と吉増剛造)
回帰する原点―“あとがき”にかえて
著者等紹介
小林康夫[コバヤシヤスオ]
1950年、東京都に生まれる。東京大学名誉教授。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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