鏡のある館

個数:

鏡のある館

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 12時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 410p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801006034
  • NDC分類 963
  • Cコード C0097

内容説明

フランコ政権下の一九六九年、左翼思想を持った大学院生で作家志望のミナヤは、二七年世代の幻の詩人、ハシント・ソラナの散逸した作品の調査を行い、博士論文にすることを思いつくのだが…。過去・現在・未来の物語が反射し合い、ひとつの殺人事件の真実が浮かびあがる、実験的推理小説。

著者等紹介

大河内健次[オオコウチケンジ]
1938年、福島県二本松市に生まれる。東京外国語大学イスパニア語科(国際専修)卒業。東京銀行に入行後、ブラッセル支店、ミラノ支店、マドリッド支店、ブラジル東京銀行などで勤務する。退職後は国際基督教大学高等学校でスペイン語を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

49
アントニオ・ムニョス・モリナ待望の邦訳、ということで楽しみにしていたのだが、これが中々の難敵だった。第一部から目線(意識)が頻繁に入れ替わり、時間軸もとても曖昧なので、何を・どこを・誰を読んでいるかを掴むのが非常に難しい。第二・第三部に進むにつれ、鏡のイメージを使ったアレゴリーに加えて、南米文学特有の入れ子構造も明らかになり、物語はいよいよ複雑怪奇な様相を呈する。文章は非常に読みにくく(翻訳者は他に訳書がないみたい…)、かなり酷い誤植も見られるので途中白けてしまった。正直読んだという実感があまりないかも。2021/12/01

迦陵頻之急

0
 ストーリーと登場人物だけをとれば、ごく普通の小説として、晦渋な思いもせずに読める。曲者は文体。韻文的、暗喩的、主観的で、人称と時制が唐突に変化するため、読書中居場所を見失うことしきり。  訳者解説は、未知の作家の難物の作品のものとして非常に丁寧。内容案内はネタバレ級だが、無事に読了出来たのはこれのお陰。解説でも明らかだが、訳者の文体も相当癖が強い。まあ、原文を無理に平明にしてしまうよりはよいのかも。2023/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19024379
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。