内容説明
中国奥地へと向かう日々―黄土は瞬き、水面は渦巻き、彫像は語らい、寺院は天を突く。たえず顕現するヴィジョンは後年の傑作の種となり、携えたノートは未だ見ぬ散文を鍛えあげるアトリエとなる。現実と想像、認識と感覚、瞬間と持続が混淆する旅日記。
著者等紹介
渡辺諒[ワタナベリョウ]
1952年、宮城県に生まれる。パリ第一大学博士課程修了。現在、早稲田大学教授。専攻、フランス現代思想・文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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