叢書記号学的実践<br> バルトの愚かさ

個数:
  • ポイントキャンペーン

叢書記号学的実践
バルトの愚かさ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 03時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 307p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801005600
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C0098

内容説明

すべての愚かさは、主体に関するある二重の機能不全と結びついた緊張関係にある。「私」が「自己」でないときにいつも、「私」は愚かであり、「私」が「自己」であることを信じているときにも、「私」は愚かである…バルトは知性の欠如を指摘されたのだろうか?バルトは悲劇の主人公のように、知の思い上がりの報いを受けたオイディプスのように、自らの傲慢の報いを受けたのだろうか?この問いに対する、可能な限り変化に富んだ解答を提示する。フランス文学史において古くから取り上げられてきた「愚かさ」というテーマをめぐり、政治や旅や文学、そしてテクストなどの多岐にわたる視点から、バルトにおける、バルトのいう、そしてバルト自身の「愚かさ」に迫る!

目次

第1章 「私自身の愚かさを探究すること」
第2章 ステレオタイプの愚かさ
第3章 「書かれた」身体の愚かさ
第4章 文学における愚かさ
第5章 政治における愚かさ
第6章 旅における愚かさ

著者等紹介

コスト,クロード[コスト,クロード] [Coste,Claude]
1957年生まれ。現在、セルジー=ポントワーズ大学教授。バルトのコレージュ・ド・フランスでの講義や高等実習研究院でのセミナーのためのノート類などの校訂に携わり、現代作家の草稿研究機関ITEMのバルト草稿研究グループの共同責任者をつとめている

桑田光平[クワダコウヘイ]
1974年生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。パリ第四大学文学博士。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻、フランス文学・芸術論

栗脇永翔[クリワキヒサト]
1988年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。専攻、フランス文学・思想

中村彩[ナカムラアヤ]
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。現在、リヨン第二大学文学部博士課程在籍中。専攻、フランス文学・思想、フェミニズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。