ジャパノイズ―サーキュレーション終端の音楽

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ジャパノイズ―サーキュレーション終端の音楽

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801004153
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

90年代に北米で注目され、独自の理想の音楽を実践する世界として「ジャパノイズ」と呼ばれるようになった、日本のアンダーグラウンド・ノイズ・ミュージック。ノイズの多様性に、そのありのままの創造性に迫る、日本の第一線で活躍するノイジシャンと交流を持つ民族音楽学/人類学の研究者による、10年に渡るフィールドワークの成果。

目次

第1章 ライブ性とデッド性の場
第2章 ジャパニーズ・アンダーグラウンドの音地図
第3章 関西でノイズを聴く
第4章 ノイズというジャンル
第5章 フィードバック、主観性、パフォーマンス
第6章 ジャパノイズとテクノカルチャー
第7章 カセット文化の未来

著者等紹介

ノヴァック,デヴィッド[ノヴァック,デヴィッド] [Novak,David]
コロンビア大学音楽学部博士課程修了。現在、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校音楽学部准教授および音楽学際研究センター・ディレクター。専攻、民族音楽学。80年代からたびたび来日し、フィールドワークを行い、現在も日本のノイズアーティストらと親交を持っている

若尾裕[ワカオユウ]
1948年、東京生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。広島大学名誉教授及び神戸大学名誉特任教授。専攻、臨床音楽学

落晃子[オチアキコ]
1969年、広島県生まれ。広島大学大学院学校教育研究科修了。現在、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部准教授。専攻、コンピュータ音楽、音楽教育学。大学で教鞭をとる傍ら、活動名“RAKASU PROJECT”として電子音響音楽から商業音楽制作まで、幅広い活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

40
☆5。素晴らしい!ノイズ系の本というとやたら理屈っぽいイメージがあるし(私だけか?)、この本にもその傾向は無くは無いが、それ以上に各アーティストの紹介部分が熱く、読み応えがあり、面白い!生ライブを見たい!と思わせてしまう筆力がすごい!ちなみに訳者は「ノイズ/ミュージック」(みすず書房)を訳した若尾裕氏。ご本人の著書で難しい事を分かりやすく書く力量は実証済み。もちろん外国人が見たジャパノイズなので、事情通の人からはツッコミどころ満載かもしれないが、少なくとも私の偏見をちゃぶ台ごとひっくり返してくれた。2020/01/05

しゅん

12
ノイズという言葉の両義性(意識の高さと意識の超低さ)、ジャズ喫茶ならぬ関西ノイズ喫茶(?)の存在、ローカリズムの徹底(30年以上同じ住所で活動してる)によってグローバルなつながりが生まれること、などの指摘、調査が面白い。ノイズの議論を抽象化すると「音楽/非音楽」の境界みたいな話になっちゃう気がしていて、この本も最後そっちに言ってるのだけど、それ以外の語り方はないものか。「サーキュレーション」という概念もフィードバック回路に毎回ノイズ(=非音楽)が通って新しい音楽状況が再出力される、みたいな話だし。2020/08/24

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