内容説明
90年代に北米で注目され、独自の理想の音楽を実践する世界として「ジャパノイズ」と呼ばれるようになった、日本のアンダーグラウンド・ノイズ・ミュージック。ノイズの多様性に、そのありのままの創造性に迫る、日本の第一線で活躍するノイジシャンと交流を持つ民族音楽学/人類学の研究者による、10年に渡るフィールドワークの成果。
目次
第1章 ライブ性とデッド性の場
第2章 ジャパニーズ・アンダーグラウンドの音地図
第3章 関西でノイズを聴く
第4章 ノイズというジャンル
第5章 フィードバック、主観性、パフォーマンス
第6章 ジャパノイズとテクノカルチャー
第7章 カセット文化の未来
著者等紹介
ノヴァック,デヴィッド[ノヴァック,デヴィッド] [Novak,David]
コロンビア大学音楽学部博士課程修了。現在、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校音楽学部准教授および音楽学際研究センター・ディレクター。専攻、民族音楽学。80年代からたびたび来日し、フィールドワークを行い、現在も日本のノイズアーティストらと親交を持っている
若尾裕[ワカオユウ]
1948年、東京生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。広島大学名誉教授及び神戸大学名誉特任教授。専攻、臨床音楽学
落晃子[オチアキコ]
1969年、広島県生まれ。広島大学大学院学校教育研究科修了。現在、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部准教授。専攻、コンピュータ音楽、音楽教育学。大学で教鞭をとる傍ら、活動名“RAKASU PROJECT”として電子音響音楽から商業音楽制作まで、幅広い活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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