引用の文学史―フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801003941
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C0098

出版社内容情報

〈オリジナル〉の概念が希薄だった中世にはじまり、テクスト相互の緊張関係が高まりをみせる20世紀まで、フランス文学の豊富な事例を読み解くことで、「引用=書き直し」がもつ多様な広がりに焦点を当てるアクチュアルな研究成果。

篠田勝英[シノダカツヒデ]
編集

海老根龍介[エビネリュウスケ]
編集

辻川慶子[ツジカワケイコ]
編集

内容説明

“オリジナル”の概念が希薄だった中世にはじまり、テクスト相互の緊張関係が高まりをみせる20世紀まで、フランス文学の豊富な事例を読み解くことで、「引用=書き直し」がもつ多様な広がりに焦点を当てるアクチュアルな研究成果。

目次

1(オリジナルのない時代;ルネサンス期のリライトに関する一考察―エラスムスの「コピア」そして「パラフラシス」 ほか)
2(歴史記述における史料の引用―瀕死の太陽王をめぐるダンジョー候の証言;処女ジャンヌの剣―シャプランの聖戦からヴォルテールの反戦へ ほか)
3(言葉と記憶―ネルヴァルにおける引用の詩学;リライトと寓意の多層性―ボードレール「お菓子」再読 ほか)
4(『失われた時を求めて』は『サント=ブーヴに反論する』の小説版なのか―小説的批評と批評的小説;ペルソナとしてのギリシア神話―二人の女性作家、マルグリット・ユルスナールとクロード・カーアンが「私」を語るとき ほか)
補論 リライトとパロディ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

水紗枝荒葉

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テクストを編集し書き直すこと、「リライト」という営為。それは一部の人を──いや、この本から分かるように、かなり多くの人を古くから惹きつけてやまない。そもそも写本の時代、リライトは読むこととほぼ同義だった。現代だとジェラール・ジュネットの形式物語論などを理論的には持ち出すのだろうか。本書はフランス文学を舞台に具体的な作品研究・事例研究に徹しており、理論を知らなくても非常に楽しく読める。2023/07/01

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