リメイク映画の創造力

個数:

リメイク映画の創造力

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801003002
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0074

出版社内容情報

時代/国境を越えて再創造される映画のダイナミズムを繙き「映画を観る」という身体経験を問い直す、本邦初の本格的リメイク映画論。小津安二郎、黒澤明、溝口健二ら世界的巨匠の名作から、『スター・ウォーズ』『マグニフィセント・セブン』などハリウッドの超大作、そして『リング』などジャパニーズ・ホラー、さらには『ゴジラ』まで……時代/国境を越えて再創造される映画のダイナミズムをひもとき、「映画を観る」という身体経験を問い直す。映画研究の第一線で活躍する豪華執筆陣による、本邦初の本格的リメイク映画論。
映画創造の胎動を映画監督/プロデューサーという二つの側面から活写する、塚本晋也氏(『鉄男』『KOTOKO』『野火』)、市川南氏(『世界の中心で、愛をさけぶ』『永遠の0』『シン・ゴジラ』)へのロングインタビューも特別収録!

北村匡平[キタムラキョウヘイ]
編集

志村三代子[シムラミヨコ]
編集

小川佐和子[オガワサワコ]
著・文・その他

川崎公平[カワサキコウヘイ]
著・文・その他

木下千花[キノシタチカ]
著・文・その他

鷲谷花[ワシタニハナ]
著・文・その他

渡邉大輔[ワタナベダイスケ]
著・文・その他

内容説明

なぜ映画はリメイクされるのか?小津安二郎、溝口健二、黒澤明からハリウッド・リメイクまで。時代/国境を越えて再創造される映画のダイナミズムをひもとき、「映画を観る」という身体経験を問い直す、本邦初の本格的リメイク映画論。

目次

リメイク映画論序説―再映画化される物語
1 初期日本映画における外国映画のリメイク―『憲兵モエビウス』から『大尉の娘』へ
2 システムと才能―一九五〇年代大映における溝口健二、リメイク、ジャンル形成
3 小津調にとってリメイクとは何か―『浮草物語』『浮草』に見る映画史との格闘
4 「戦争映画」から「体感映画」へ―『野火』の再映画化をめぐって
5 神の沈黙を可視化する―映像テクストによる『沈黙』の(再)解釈
6 黒澤明監督作品のリメイク・翻案における「男同士の絆」のゆくえ
7 お化けという運動―怪談映画の死と再生
付録(塚本晋也インタビュー―戦争文学の再創造;市川南インタビュー―六三年目のゴジラ)

著者等紹介

北村匡平[キタムラキョウヘイ]
東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍。日本学術振興会特別研究員、立教大学兼任講師、都留文科大学非常勤講師

志村三代子[シムラミヨコ]
都留文科大学准教授

小川佐和子[オガワサワコ]
京都大学人文科学研究所助教

川崎公平[カワサキコウヘイ]
日本女子大学講師

木下千花[キノシタチカ]
京都大学人間・環境学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Strega Rossa

1
若手の映画研究者たちによるリメイク映画論。近年、アダプテーションに関する研究本が多く出版されており、本書もその路線の延長線上に位置づけることもできるだろう。分担執筆のため、各章の内容と質にはばらつきがある。ざっくりとリメイク映画論の概要をつかむのが目的であれば、序説と一章、個別の映画作品のオリジナルとリメイクの比較研究を知りたいのであれば、3章以後も読み進める必要がある。リメイクなのか、リブートなのか、リ・イマジネーションなのか。それとも引用やオマージュの類なのか。リメイクは一筋縄では論じ得ない。2018/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12551420
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。