出版社内容情報
アルジェリア独立後、近代化の波は否応なしに辺境の村ジトゥナの部族にも押し寄せてくる。伝統は変わり、生活は便利になり、村は豊かになっていくのか? 創建時代からの村の物語、そして部族の命運に関わるエル・マブルーク家の秘密を長老が物語る一大サーガ。
ラシード・ミムニ[ラシードミムニ]
著・文・その他
下境真由美[シモサカイマユミ]
翻訳
内容説明
アルジェリア独立後、近代化の波は否応なしに辺境の村ジトゥナの部族にも押し寄せてくる。伝統は変わり、生活は便利になり、村は豊かになっていくのか?創建時代からの村の物語、そして部族の命運に関わるエル・マブルーク家の秘密を長老が物語る一大サーガ。
著者等紹介
ミムニ,ラシード[ミムニ,ラシード] [Mimouni,Rachid]
1945年、アルジェから三十キロ東に位置するブードゥーアウに生まれ、1995年にパリで没する。アルジェで化学の学士号を取得した後、高等商業学校で教鞭を取る。その後、モントリオールで経営学を学び、アルジェ大学で経済学を教える。1992年の『一般的な野蛮から特殊な原理主義まで』の刊行を機に、イスラーム原理主義者の脅迫にさらされ、タンジールで亡命生活を送る。独立後のアルジェリア社会を批判する作品を多く刊行し、代表作に『鬼女の帯』(1990年、アカデミー・フランセーズ賞)、『生きるべき苦しみ』(1991年)などがある。『部族の誇り』は「フランス・アラブ友情賞」を受賞
下境真由美[シモサカイマユミ]
セルジー・ポントワーズ大学(フランス)にて博士号取得(比較文学)。現在、オルレアン大学人文学部准教授。専攻、フランス語圏マグレブ文学、ポスト・コロニアル文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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