フランス名婦伝

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  • サイズ A5判/ページ数 504p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801001916
  • NDC分類 953
  • Cコード C0098

内容説明

300年の眠りから醒めた18世紀フランスの傑作長篇小説。生涯にわたり、作品は個人によってではなく、共同体によってこそ書かれるべきだと考え、「匿名」を貫き通した謎めいた小説家が、その透徹した眼差しによって、18世紀の恋愛を、貴くも厄介な人間の自然な情念を克明に描いた代表作!

著者等紹介

シャール,ロベール[シャール,ロベール] [Challe,Robert]
1659年、パリに生まれ、1721年、シャルトルで没した。パリの伝統ある名門校、マルシャ学寮の寄宿生になる。オウィディウス、聖アウグスチヌス等に夢中になり、家族の期待通り聖職に就くが長続きせず、軍隊で剣術や馬術等を学んだ。後に王弟オルレアン公の指揮下で従軍し、1677年にはカッセル攻囲戦に参加、戦役が終わるとパリに帰り、1678年には高等法院の弁護士になる

松崎洋[マツザキヒロシ]
1942年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科比較文学・比較文化課程中退。白百合女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

73
面白かったです。今までにはない新しい感性や感覚を持つ女性たちの生き方が描かれていました。日常の話し方をし、日常の中で恋をする。ごく普通に恋に身を焦がしている姿が庶民のようで親しみが持てます。貴族社会のフランスで、平民のように振舞う女性たちが新鮮でした。2016/08/16

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