内容説明
『ファニー・ゲーム』で物議を醸し、『愛、アムール』で新たな境地を拓いた鬼才ミヒャエル・ハネケ。カンヌ映画祭で栄誉あるパルム・ドールを2回にわたって受賞した、数少ない監督の一人であり、アウシュヴィッツ以降の芸術を追究しつづけるハネケの創作の秘密がわかる、貴重なインタビュー集。
目次
青年時代―ラジオでのデビュー
演劇時代
『その後に…』、『粗大ごみ』、『湖へ通じる三本の道』
『レミングたち』第一部、第二部
『変奏』、『エドガー・アランは誰だったか?』、『フラウライン』
『ある殺人者のための追悼文』、『反乱』、『カフカの「城」』
『セブンス・コンチネント』、『ベニーズ・ビデオ』、『七十一フラグメンツ』
『キング・オブ・フィルム/巨匠たちの六十秒』、『ムーア人の頭』、『ファニーゲーム』、『ファニーゲームUSA』
『コード・アンノウン』、『ピアニスト』
『タイム・オブ・ザ・ウルフ』、『隠された記憶』
オペラ劇『ドン・ジョヴァンニ』―映画の教え
『白いリボン』
『愛、アムール』
著者等紹介
ハネケ,ミヒャエル[ハネケ,ミヒャエル] [Haneke,Michael]
1942年生まれ。オーストリア出身の映画監督。舞台演出家からキャリアを始め、テレビ映画を経て、1989年に『セブンス・コンチネント』で劇場用映画デビュー。『ベニーズ・ビデオ』(1992年)、『ファニーゲーム』(1997年)の問題作で映画界に衝撃を与え続け、『ピアニスト』(2001年)ではカンヌ映画祭三冠に輝く。『白いリボン』(2009年)と『愛、アムール』(2012年)では、カンヌ映画祭パルム・ドール連続受賞を果たす
スィユタ,ミシェル[スィユタ,ミシェル] [Cieutat,Michel]
ストラスブール大学で長年教鞭をとるとともに、フランスの映画雑誌『ポジティフ』の批評家を務める。ハリウッド映画の表象分析や映画史を論じる
ルイエ,フィリップ[ルイエ,フィリップ] [Rouyer,Philippe]
映画史家・批評家。パリ第一大学で映画分析を講じる。『ポジティフ』誌の編集委員であり、テレビ(カナル・プラス)やラジオ(フランス・キュルチュール)でも映画番組を担当
福島勲[フクシマイサオ]
1970年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、北九州市立大学文学部准教授。専攻、フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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