甦るレヴィナス―『全体性と無限』読解

個数:

甦るレヴィナス―『全体性と無限』読解

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801000858
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

内容説明

『全体性と無限』がもつ真の革新性を救い出す―これまで顧みられなかった理性論という観点から『全体性と無限』がもつ独自性に光をあて、主体論においてハイデガーと対峙し、いまなお影響力をもつデリダ的読解を糺す。“生きている”レヴィナス哲学を甦らせる変革の書。

目次

甦るレヴィナス
第1部 レヴィナスの現象学(『全体性と無限』の現象学的方法;レヴィナスの思想は「他者」論か―『全体性と無限』第一部の役割」;ブーバーとの対話)
第2部 ハイデガーとの対決―主体・存在・真理(主体性の擁護―ハイデガーによる「主体」批判の後で;存在と真理―存在だけしかないことがなぜ「悪い」のか)
第3部 デリダへの応答―『全体性と無限』の理性論(他人(autrui)と“他者”(l’Autre)―“他人”を「理解」すること
「自我への暴力」と「他者への暴力」―レヴィナスは「他者への暴力」を批判したのか
「第三者は他人の眼を通じて私を見つめる」―「第三者」とは誰か)
第4部 「現れざるものの現象学」とは別の仕方で(“他人”との対話と“他者”への愛;「転回」ではなく「深化」)
「レヴィナス的倫理学」の可能性

著者等紹介

小手川正二郎[コテガワショウジロウ]
1983年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(哲学)。現在、國學院大學文学部助教。専攻、フランス哲学、現象学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takuyak56

0
博士論文らしい博士論文。明確な問いに沿って『全体性と無限』を主としてレヴィナスを読む。分析(言語)哲学、現代倫理学へとレヴィナスの議論が接続可能なのかというところに著者の問題意識は向いている。レヴィナス研究上の過去の誤解、誤解釈を批判・訂正することに議論が集中し、そこに読まれるレヴィナス像がやや簡略であるように思われるのはそうした著者の意図に起因するように思う(しかし、博士論文とはそういうものだ)。今後、著者が、レヴィナス研究のみにとどまらず、オリジナルな展開をなしうるであろうことを十分期待させる良著。2017/05/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9550011
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品