内容説明
NY、Rome、Paris、Tokyo…世界各地で友情の“花”が開く。Tea‐activist SATSUKIのピュアな魂が放つ“美”の茶会のすべて。
目次
“時”をくみあげる茶会(湧き上がる湯―ニューヨーク「温泉茶会」;平安朝の茶会を夢見て―五島美術館「墨林茶会」;中秋の月の光にアフリカの精霊が―東京日仏学院「ワフリカ茶会」;宙点前と「地獄の首都」―セゾン現代美術館「遭遇の茶会」;危機のなかの春―ローマ市主催「三・一一義援金募集茶会」;立ち上がる肉体―セゾン現代美術館「青の茶会」;言葉そして鏡―放心庵「坂部先生を送る茶会」)
茶会へいざなう“物”(スーツケース―道具は海を越えていく;袖―長いたもとにひそむ謎;足袋―野生を隠す足元の白;菓子―甘い魔力を引きよせる;茶箱―脱皮する茶道具)
座談会―晩秋の軽井沢で“茶”を語る
著者等紹介
千種さつき[チグササツキ]
1953年、福岡県に生まれる。お茶の水女子大学卒業。お茶は、裏千家、櫻井宗養・宗幸先生に師事。お茶の伝統の中にひそむ「気配の美」を求めて世界各地で実験的な茶会を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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