内容説明
大海原に佇立する灯台。そこにはひとりの灯台守。孤独の中で彼は書く。自問し、自答する。訴える。苦悩する。妄想する…。世界から隔絶された男の魂の叫びと囁きを、陰鬱でありながらユーモラスに綴る表題作をはじめ、不条理で幻想的、ときに切なくノスタルジックな珠玉の9篇を収録。
著者等紹介
ファーユ,エリック[ファーユ,エリック] [Faye,´Eric]
1963年、リモージュ(フランス)に生まれる。エコール・シュペリユール・ド・ジュルナリスム(リール)に学ぶ。ロイター通信の記者として勤務しながら、1990年より創作活動に入る
松田浩則[マツダヒロノリ]
1955年、福島県いわき市に生まれる。東京大学大学院博士課程中退。現在、神戸大学大学院人文学研究科教授。専攻、フランス現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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