内容説明
古教、照心、心照、古教。安岡講話録の集大成22編、ここに完結。
目次
1 経書に学ぶ(中庸章句;論語の人間像;日本と儒教)
2 先哲に学ぶ(呻吟語を読む;三先哲の遺文)
3 人物論(英雄と書生;三国志と青年;冬齊藤川君記念碑;六然;事業と人物)
4 時務論(時局大観;時代と教学;本年の展望;ベトナム戦争終結後の内外情勢と日本;内外の危局と先哲の教訓)
5 切問近思(切問近思;禍の根源;「あなた」と「私」;乱世と活学;乱世と養生・養心;詩と人生;現代の同人の学問・信条について)
著者等紹介
安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和2年(財)金鶏学院、6年日本農士学校を設立、東洋思想の研究と後進の育成に努める。戦後、24年師友会を設立、政財界のリーダーの啓発・教化に努め、その精神的支柱となる。その教えは人物学を中心として、今日なお日本の進むべき方向を示している。58年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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