内容説明
混迷の日本を照らす百の箴言。終戦直後の混迷期、多くの日本人を力づけ、生きる指針を示した不朽の名著。安岡師自らが、精神の糧としてきた古今先哲の片言隻句を紐解く。
目次
我
人間
世間
忍耐
衆人(一)
衆人(二)
通病
大患
好煩惱
人間十句〔ほか〕
著者等紹介
安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和2年(財)金鶏学院、6年日本農士学校を設立、東洋思想の研究と後進の育成に努める。戦後、24年師友会を設立、政財界のリーダーの啓発・教化に努め、その精神的支柱となる。その教えは人物学を中心として、今日なお日本の進むべき方向を示している。58年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おせきはん
16
一部の古文、漢文の意味は十分には理解できなかったものの、多くの人生の指針としたい深い言葉に接し、背筋が伸びる思いでした。2023/10/27
キョウ
5
全体を通して読みました、 私には難しく書いてある内容はよく理解出来ない事が多いので 解説本が欲しいと思いました 一つ一つしっかりと意味を理解しながら勉強したいです2023/04/29
ceskepivo
4
人間のあるべき姿は、古来変わらない。2023/12/15
Hiroshi Sugiyama
4
漢文の訳が無く解説だけなので、いまひとつ腹落ちしない。 でも解る物も多数あるので良かった。2023/01/05