内容説明
「十七条憲法」の智恵を現代に生かす。千年以上も前に、聖徳太子は人づくり、国づくりの道を示していた―。
目次
序文 人生三分の計
序論 「憲法十七条」と「冠位十二階」(神道と儒教・仏教;聖徳太子の人生と時代背景;「憲法十七条」と「冠位十二階」との相関性)
本論 「憲法十七条」を読む(和を以て貴しと為す―“和”とは“共生き”のこころ;篤く三宝を敬え―「仏・法・僧」とは「師・志・友」;詔を承りては必ず謹め―“長たる者”の念(おもい)
礼を以て本と為よ―自己を節し、相手を敬する
明らかに訴訟を辨めよ―「慎独」と「知足」と「配置の妙」 ほか)
跋文 “一隅を照らす”これすなわち国宝なり
付録
著者等紹介
永〓孝文[ナガサキタカフミ]
号は淡泉。1950年2月奈良県大和郡山市に生まれる。1974年京都産業大学経済学部卒業。クラボウ(倉敷紡績株式会社)、藤沢薬品工業株式会社(現、アステラス製薬株式会社)に勤務。2003年3月早期退職。同年4月より六年間京都大学文学部中国哲学史研究室に在籍、東洋思想を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キョウ
3
歴史の授業で言葉はなんとなく知っていた程度だった。改めて読んで見ると、当時の為政者の心得が長い時代を経て日本人に浸透したのだろうと想像しました。当然乱れた時代もあったのだろうが、明治維新の時には少なからずこの精神が残っていた!が今はその当時よりかなり少なくなったのでは無いかと思ってしまいます。致知出版社をはじめ良い本が数多く出版されている現状を見ると日本の行く末にも希望はあるのだろうと思い、我が事として勉強していきたいと思いながら読み進めました。2023/10/20
okina
1
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️良書。日本は民度が高いです。2024/08/20
残心
0
あまり楽しい読書ではなかった。また、興味が湧いた時に読んでみようと思います。図書館本 「十七条憲法」と「五箇条の御誓文」は知的財産。2024/04/16
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