人を育てる道―伝説の教師 徳永康起の生き方

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  • サイズ 46判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800912510
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

「教え子みな吾が師なり」を信条に子どもたちの教育に身を捧げ尽くした不世出の教育者。

目次

第1章 熊本の山奥の分校
第2章 徳永宗起さんの救世軍での更生教育活動
第3章 子どもたちと日々触れ合いたい
第4章 日記が育てた生徒との絆
第5章 思い出は美しい詩となった
第6章 記念文集が見せた教師と教え子の絆
第7章 卒業十五周年記念文集が巻き起こした反響
第8章 国民教育者の友 森信三先生
第9章 康起菩薩、天国に還る

著者等紹介

神渡良平[カミワタリリョウヘイ]
1948年鹿児島生まれ。九州大学医学部を中退後、雑誌記者などの職業を経て、作家に。38歳のとき脳梗塞で倒れ一時は半身不随となる。そのことを通して、この宇宙には大きな仕組みがあることに目覚めていく。この闘病体験から得た、「貴重な人生をとりこぼさないためにはどうしたらよいか」という問題意識が作品の底流となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょうご

10
森信三先生の「『修身教授録』読書会」にも参加をしていましたが本書の徳永康起先生のことをこの本で知りました。森先生をして「超凡破格の教育者」と呼ばしめる方とはどのような方かとワクワクして読みました。 小学生に対してではないですが、自分も「教える」ことが仕事の一部になっています。どんなことをどう教えるかも大切なことですが、どんな想いをもって教えるかは遥かに大切なことだと感じました。 学校先生のみならず「教える」ことを仕事にしている方に手に取っていただきたい一冊です。2021/04/10

izumasa57

7
人を育てる、簡単なようで難しい。しかし、何処に柱をおいて向き合うと自分らしく子供・保護者とちゃんと一緒に成長できるかを学べた。「教え子みな吾が師なり」という言葉を表面的に取るだけでなく、実践した人の足跡をたどり、次の自分の向かう方向へ勇気をもって進もうと思う。2021/06/11

ue3104

7
校長を辞して平教師に。組織のマネジメントよりも直接、子どもたちの教育に携わりたい。そう思っている人は案外多いのかもしれないけど、実際に地位を捨てて一教師に戻る選択をした人は、この徳永康起氏以外いないんじゃないか。自分が何をなすべきか、明確な人は強い!2021/05/25

n-shun1

3
「教え子みな吾が師なり」と誠実に小学校児童に向き合った教師が,いかなる考えを土台にして取り組んできたかを記した伝記本。主人公である徳永康起氏に影響を与えた人物(兄宗起氏,森信三氏,坂村真民氏,東井義雄氏,など)の半生記なども織り交ぜながら,徳永康起氏の至誠の生き方を紹介する。自らの使命に気づき,それに誠実に取り組むとき,さまざまな工夫があらわれること。最善観を持って誠実に取り組むことが結果的に人の役に立てる生き方に繋がるといえる。2021/07/24

h-kan

2
一度校長になり、降格を願い出て一担任教師として小学校5・6年を担当。弱い立場にある児童にしっかり寄り添い、日記を書かせそれに赤ペンで希望を与える。なかなかできないこと。卒業後もはがきを通じて、交流し立派に成長させていく。様々な人との関わりの中で、「教え子みな吾が師なり」を信条にされていたこと。凄かった。2022/01/27

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