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内容説明
西郷隆盛、二宮尊徳、徳川家康、ジョンソン大統領、空母「セオドア・ルーズベルト」艦長…有能なだけでは人はついてこない。いつの時代でも問われるのは、人望力である。では、人望力はどこから生まれるのか。歴史に学ぶリーダーシップの研究。
目次
第1章 人望とはなにか
第2章 「地獄」の中の人望力・その1
第3章 「地獄」の中の人望力・その2
第4章 仕事師の人望力
第5章 強大な競争者を凌駕する人望力
終章 人望を持つための条件
著者等紹介
瀧澤中[タキザワアタル]
作家・政治史研究家。昭和40年東京都出身。時事解説を中心に著作活動を続ける。日本経団連・21世紀政策研究所で平成23年~25年まで、日本政治プロジェクト・タスクフォース委員を務めた。自衛隊や日本経団連はじめ経済・農業団体、企業研修、故・津川雅彦氏主宰の勉強会で講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古谷任三郎
3
西郷隆盛や二宮尊徳、徳川家康、福田赳夫などの歴史上の指導者の「人望」にまつわるエピソードを紹介している。筆者は人望とは、①「知識・知恵」、②「決断・実行」、③「利他心・慈愛」の三つの要素から構成されると説く。また、人望は、①「意味」としては、人々から寄せられる尊敬・信頼、②「人気」のような表面的なものではない、③「人徳」が基礎になる、④「人徳」は個人の資質、「人望」は「周囲から期待」、⑤「人徳」のある者が行動してはじめて「人望」が得られるとも説く。本著は令和版『人を動かす』と言っても過言ではない。2021/09/19
seura
2
勤労、分度、推譲/1再建の手法を持ってる、2率先垂範、やりたがらないこと自らやる、3覚悟、4善なる動機2021/06/12
クリアウォーター
2
★★★★☆本書は「人望力」について、歴史上の人物を通して、どのようなものかが書かれている。構成として、第1章で「人望」を定義し、2章以降で歴史上の人物を例にして「人望」を深堀し、終章でまとめを行っている。私は歴史好きということもあり、とても分かりやすく読むことができた。一番よかったのは福田赳夫元総理の話である。ただ、全体的に「精神論」の要素は拭えなかったが、大事なことだと最後には思える。終章の最後に書かれていた文章がよかった。「善い文は善い人間をつくり、人望の厚い人の言葉は、人望の厚い人間をつくる」2021/01/18
Go Extreme
1
人望とはなにか:慕われる根底 零戦乗りの矜持 有能なだけでは人はついてこない 人気≠人望 人格者が行動→人望 技術論野まにあるべき論・そもそも論 地獄の中の人望:正解のない問の決断 全海軍の士気を守った艦長 軍における人望の柱 40キロの荷を背負って 今この戦場を見て哭かない者は人ではない 思考停止の法規第一主義 人望はテクニックではない 量<質<和 訓練:必勝の信念を堅持せしめるのが根本目的 理屈を超えた信任 我が誠の足らざるを尋ぬべし 仕事人の人望力 強大な競争者を凌駕する人望力 人望を持つための条件2021/02/26
ももはな
0
私心を抑えることに努めれば他利が自然と生まれてくる。それが人望を形成する「型」の元となり、人望を形成する元となる。 「 なくす」ではなく「抑える」、確かに自身は仙人ではないからと安心するとこら。でもこれは、特定の場面ではなく日常のことと考えれば、なかなか大変。日々の行動を振り返る機会になりました。 本自体は、戦時中のかなり特殊なケースが多く取り上げられていて、ちょっと偏りが強いかなと思います。2025/02/15
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