内容説明
一万篇以上に及ぶ膨大な詩作の中から自らを励まし、勇気付けるために綴った87篇の詩を収録。
目次
第1章 人間として如何に生きるか―40代の箴言詩(昭和26年~昭和33年‐三瓶、吉田、宇和島時代)
第2章 詩人として生きる覚悟―50代の箴言詩(昭和34年~昭和43年‐宇和島、砥部時代)
第3章 詩作一筋に生きる―60代の箴言詩(昭和44年~昭和53年‐砥部時代)
第4章 初心を忘れず詩作に励め―70代の箴言詩(昭和54年~昭和63年‐砥部時代)
第5章 妻と二人で生きるために―80代の箴言詩(平成元年~平成10年‐砥部時代)
第6章 すべてを捨てて独りに戻る―90代の箴言詩(平成11年~平成18年‐砥部時代)
著者等紹介
坂村真民[サカムラシンミン]
明治42年熊本県生まれ。昭和6年神宮皇學館(現・皇學館大學)卒業。22歳熊本で小学校教員になる。25歳で朝鮮に渡ると現地で教員を続け、2回目の召集中に終戦を迎える。21年から愛媛県で高校教師を務め、65歳で退職。37年、53歳で月刊個人詩誌『詩国』を創刊。18年97歳で永眠。仏教伝道文化賞、愛媛県功労賞、熊本県近代文化功労者賞受賞
西澤孝一[ニシザワコウイチ]
昭和23年愛媛県生まれ。16歳の時、坂村真民と出会う。18歳で真民の詩に感銘を受け愛読書となる。大学を卒業後、愛媛県庁に就職し定年まで勤め、その間、坂村真民の三女と結婚。真民の晩年を共に過ごし、最期を看取る。平成24年より坂村真民記念館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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