内容説明
儒教、道教、仏教の、東洋の三大思想を融合した処世哲学書。1600年頃、明代の学者・洪自誠によって著された。前集は222条、後集は135条の計357条から成り、前集では、仕官・保身の道を、後集では致仕後における山林閑居の楽しみを説く。教養書として、中国よりも日本で多く愛読されてきた。
目次
第1章 生き方の指針
第2章 人間関係の極意
第3章 逆境に打ち克つ知恵
第4章 心の持ち方
第5章 人間性の高め方
第6章 人生を楽しむ秘訣
著者等紹介
洪自誠[コウジセイ]
明代の学者
祐木亜子[ユウキアコ]
山口県生まれ。東北大学経済学部卒業後、日本で四年間のOL生活を送るも、中国で働く夢を捨てきれず、渡中。西安の大学に留学後、上海の法律事務所で翻訳・通訳業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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