内容説明
ちょっとした心の工夫が運命を変える。運と徳を高めるためには要点、ルールがある。東洋思想がそれを教えている。30年以上にわたり東洋古典を学び続けてきた著者が語る生き方の神髄。
目次
人生を計画する
東洋思想に学ぶ
生き方・考え方
自分をつくる
人生の要点
天とともに生きる
働くということ
リーダーの条件
人の間で生きる
人間の根本
老荘の教え
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
17
【東洋思想】東洋思想のエッセンスを非常に分かりやすく説いてくださる、田口佳史さんの最新刊。一つ一つの話は他の本でも読んだことのあるような内容だったが、「晦(みそか)」いうのが「くらい」という意味を表し、月末に1ヶ月暮らしてみての自分の能力の棚卸しをして、次の月に「明ける」ことを本義としているというエピソードが心に残った。昔から定期的に振り返ることを日本人は大切にしてきたのかと思うと、自分も月に一度くらいは「何を新たに学んだか」「来月は何を得たいか」などを明文化するのもいいなと思った。2019/06/23
コウヤ
0
12.2〜62023/12/06
hinotake0117
0
原文にあたった解説というよりは数十年の研究を通じて感じた田口氏の思いをまとめたものとなっている。今だからこそ東洋思想の持つ意味を重要に感じていきたいタイミングかも。我々は天に代わって生きていると思えば、様々な経験も意味を感じられていく。2020/03/29