内容説明
小児がんで娘を亡くした私が伝えたいこと。
目次
幸せ・希望の章(朝顔のように;覚悟と行動してこそ、夢は叶う ほか)
愛・絆の章(いのちの思いは、家族の絆になる;いのちの輝きは、死んでもなくならない ほか)
志・生き方・働き方の章(人生のテーマを持つ;良いことをする空しさにくじけない ほか)
優しさ・心根の章(「ごめんね」の思い;ひとりでは生きられない ほか)
著者等紹介
鈴木中人[スズキナカト]
昭和32年愛知県生まれ。56年、デンソー入社。平成4年、長女の小児がん発病を機に、小児がんの支援活動やいのちの授業に取り組む。17年、会社を早期退職して、いのちをバトンタッチする会を設立。21年、ライフクリエイト研究所を設立。いのちのバトンタッチをテーマに、いのちの輝き、家族の絆、生きる幸せ・働く喜び、良き医療などを全国に発信する。生きる幸せをみつめる会報「いのちびと」の編集発行にも取り組む。いのちの授業や研修には25万人が参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sayuri
11
187ページの薄いソフトカバー本ですが心に残る言葉がたくさん散りばめられています。 >あなたが無駄に過ごした今日は、昨日死んだ人が、生きたいと切実に願った一日 >あなたが生まれたとき、あなたが泣いて周りが笑っていたでしょう。だから。あなたが死ぬ時は、あなたが笑って、周りが泣いているような人生を歩みなさい (末永先生のお言葉) 誰にでもいつかは確実に訪れる「死」 その日までどう生きるか命の尊さと無限ではない時間を改ためて感じ、生かされている事へ感謝の気持ちを忘れない様にしながら日々を送ろうと思える1冊です。2018/03/06
mahueyk
4
小児がんで娘さんを亡くされた著者。 この本にはいのちの大切さがたくさん詰まっている。 なぜ人は生きるのか、生まれてくる順番はあるのに、死ぬ順番はない。とても印象的だった。 涙を流しながら読み終えた。 読み終えた瞬間、生きていることは当たり前ではなく、奇跡なんだと実感した。2019/11/19
ゆうし
0
「いのち」とは何なのか。このことをすごく考えさせられた一冊です。普段生きている中ではなかなか認識しないですよね。それを一旦立ち止まって、人間の核となる部分の思いを巡らせてくれます。 印象に残ったのが、「自分の命の使い方こそ、人生の最大のテーマ」というフレーズ。限りある自分の命をどう使えばいいのか、決して自己にだけ意識を向けるのではなく他者に貢献すること。夢・目標を叶えるために自分は今後どう生きたいのか、どのような存在でありたいのかを考える契機になるはず。2019/12/03
愛希穂
0
後で2019/03/02