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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
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世界的な脳神経解剖医であり、京都大学総長を勤められた故平澤興先生の講話録第5巻です。「一生を尽くしても、会わなければならない一人の人 、それは本当の自分自身である」とあります。自分とは何か、それを極め尽くすには、常識とか平均的人生、俗にいう「普通」の道を歩んでいては掴めない、と私は思います。やり過ぎて、失敗して、痛い目に遭ううちに、自分というものを知り、反って普通というものの大切さを知るのだ、と私は思います。先生も、こう仰います。「常識とは最善ではない」と。私は最善を目指したいと思います。2017/12/25