内容説明
50年間、子どものこころに光を灯し続けた伝説の小学校教師のいのちの言葉。
目次
かんじんの「今」さえない
真実はモヤモヤの中にある
いのちの雪片
子ども自身もしらない宝物
平穏無事な日こそありがたい
放っておけばかびが生える
していることでもの言う子ども
生かされていた
根を養う
子育ても土づくりが大切〔ほか〕
著者等紹介
西村徹[ニシムラトオル]
昭和35年兵庫県生まれ。41年八鹿小学校入学、在籍6年間、東井義雄先生が同校校長を務めた。57年兵庫県城崎郡日高町立八代小学校教諭となり、教師の道を歩み始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン
9
改めて読んで、また納得。2017/07/18
ue3104
6
心が荒んでいるなーと、反省しきりだった。読んでいて、そうだな、そうなんだよなと、自分の悪い部分をいくつも見つけることができた。やっつけていきたい。そして、多くの人を笑顔にできる人になりたい。2021/07/01
にいたけ
6
読書会の課題本。読むだけなら30分とかからない。東井先生が校長先生だった頃に教えを受け、先生になられた西村さんが「さくら通信」としてハガキに書いておられたものをまとめたもの。おそらく教え子やハガキ仲間に送られていたのだと思う。だから東井先生の言葉の意味を示したものではない。このハガキを読んだ人が温かい気持ちになれるような文章になっている。限られた紙面で字数もあるでしょうに誰でもわかる言葉で書いてある。読む人の気持ちにたった文章を自分は書いているだろうか?そう思い生きることが今を生きると気づいた。2019/04/22
Teru.K
2
金言ばかりの本。西村先生の解説も参考になる。東井先生の言葉、響くなぁ。【23冊目】2015/03/14
ぢょにぃ
2
私の大好きな先生の一人である西村先生の著書を読ませて頂きました。 私は今、東井義雄先生の一日一言をノートの写本させて頂いております。その中で、東井先生の考え方を学んでいましたので、その東井先生の元でいらっしゃった西村先生の考え方も本当に納得ばかりでした。 特に「人に伝わることは、その人自身の在り方」「自分の生き方が変わると日本は変わる」「ひらがな一字でも先祖が何代も継続して生み出した遺産なので遺産相続をしっかりとしよう」という部分です。今の教育でもっと伝えたい部分です。西村先生ありがとうございました!2015/02/22