内容説明
歴史のリーダーたちは、いかに人を統率し、決断を下していったのか。人を動かす秘訣。
目次
第1章 人格のなかにリーダーシップがある
第2章 有能な人々を糾合する
第3章 リーダーシップは、決断と行動に現れる
第4章 姿と形と振る舞いの神秘力
第5章 集団の規律を確立する
第6章 人間味で相手の心を引き寄せる
著者等紹介
寺松輝彦[テラマツテルヒコ]
昭和21年福岡県生まれ。早稲田大学卒業。(株)コスモ教育代表取締役。(株)アイウィル主任講師。中小企業大学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Roti
5
歴史上の人物のリーダーとしてのエピソードを紹介し、どのように組織を導き、成功をおさめてきたかを説く。内容のボリュームは多くないが、その分さらっと読め、組織を統率するものとして、自分自身を見直すのにこのような本は有用である。言うは易し、行うは難しであるが、それが出来た者が歴史に名を残している。巻末に紹介されている参考文献も役に立つ。「部下の問題にしてはならない。使う自分の方に問題があるのだ」と気付かされる。2015/07/10
ue3104
4
ナポレオンや織田信長など、歴史上類稀なリーダーシップを発揮した偉人の言動をもとに、リーダーに何が必要かを示唆している。 最後のひとこと「人間的魅力に勝るものはない」にすべてが表されているのではないか。2020/07/02
たっつん
1
古今東西の偉人に関するエピソードを紹介し、リーダーとはかくあるべき、ということを示唆してくれる。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」(ビスマルク)ことが本書のねらいだろう。経験で判断すると視野が狭くなり、歴史に学べば大局的に物事を判断することができ、大きな狂いはない。いろいろな人物が出てきたが、織田信長を始めとする日本の戦国武将のエピソードには「時期を逸してはならない」という教訓が込められていたように思う。また、時折出てくる架空のビジネスパーソンの失敗・成功談はリアリティがあって参考になった。2015/02/15
Masakatsu Yamasaki
0
偉人の教えを紹介した後に、現代のビジネスに置き換え、活かし方や学ぶべき点を示してくれる本。沢山の偉人が紹介され、至言がちりばめられているため、きっと今の自分に刺さる内容が見つかることだろう。2014/11/14
TsuriPom77
0
タイトルに惹きつけられたものの、浅い知識を羅列してあり、面白みはない。 会社にて読むように指示があったため、無理して読んだが、そうでなければ読まなかった一冊。 もう少し各偉人について深く掘り下げた内容があれば、楽しめて読めた。
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