内容説明
心が行き詰まらなければ、人生は行き詰まらない。二宮尊徳に学ぶ、運命を発展させる生き方。
目次
第1章 人も、金も、そして心も使い方次第で活きてくる(「トク」を生む働き;相手を受け手に閉じ込めない「推譲」 ほか)
第2章 卑近を知るとき、かならずそこに道は開ける(日々を重ねた先に…;富を生むひなびた景色 ほか)
第3章 日々への向き合いが、悠々と生きる自分をつくる(ほめるよりも感謝する;「注文にはないが差し上げる」かっこよさ ほか)
第4章 「我がこと」の捉え方が、眠っていたスイッチをオンにする(人の道が生まれる身の置き場所;なにごとも「自分ならば」と引き寄せてみる ほか)
第5章 背後のドラマをみる目が、明日への決断や行動を生む(ひとやものに宿る物語;ここにあることの「徳」 ほか)
著者等紹介
中桐万里子[ナカギリマリコ]
昭和49年東京都生まれ。神奈川県で育つ。二宮金次郎(尊徳)の7代目子孫。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、京都大学大学院教育学研究科に進学し、臨床教育学を学ぶ。平成17年同大学院にて博士号を取得し、課程修了。19年より「親子をつなぐ学びのスペース『リレイト』」を主宰。国際二宮尊徳思想学会常務理事、聖和大学専任講師を経て関西学院大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
okina
1
⭐️⭐️⭐️⭐️4.5 「未来は目指す目標ではなく、今が重なることで訪れる結果。」読み易いです。面白かった。2021/02/25
残心
0
二宮尊徳の7代目子孫による、二宮翁夜話のうち40項目を抜粋してコメントを付したもの。 (ななめ読み)2017/05/16
あかねずみ
0
日々の生活の中で生かせるたくさんの学び(考え方)をいただいた。偉人でありながら身近に感じることができる魅力ある人物をこれからも学んでいきたい。2015/01/14
LEGEND PROJECT
0
偉大な経営者たちが皆、二宮尊徳に学んだ、とある通り含蓄のある深い学びが軽やかな語り口で書かれている本です。 様々な学びがあり、一言では語り切れないのですが私は 36 「いま」が重なり「未来」となる が非常に共感できました。ただただ「いま」に真摯に向き合い、ベストを尽くすこと。徹底的に現実と対話すること。 私も「いま」を大切にしようと思いました。2022/10/11
n-shun1
0
著者(七代目)による注釈付きダイジェスト版 当然、夜話や報徳記、二宮尊徳の伝記を読んでいたほうが発言の背景が分かるので、とっかかりとしての本。または、時々思い起こすようの本。2020/09/01