内容説明
子どもが喜ぶ論語の教え方。全国20か所以上でひっぱりだこ。論語のカリスマ講師が教える「子どもと学ぶ論語」の手引き書。
目次
序章 孔子、その四つの顔
第1章 生涯学び続けた学者としての孔子(どこまで「考える」習慣を持っているか―学ぶに如かざるなり;自分の一本道を真剣に歩いているか―朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり ほか)
第2章 人としてのあり方を示した教育者としての孔子(人生に大切な三つ。学習・友人・君子―朋有り、遠方より来る、亦楽しからずや;どんなに多くを学んでも、そこに仁がなければいけない―女、君子の儒と為れ。小人の儒と為ること無かれ ほか)
第3章 経験から生まれた言葉を残した哲学者としての孔子(君子に近づく道―子、四を以って教う。文、行、忠、信;学問と一体になった境地―之を好む者は、之を楽しむ者に如かず ほか)
第4章 スーパーマンだったわけではない人間・孔子(いかにして君子となるのか―君子は義に喩り、小人は利に喩る;一生のお守りとなる言葉―己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ ほか)
著者等紹介
安岡定子[ヤスオカサダコ]
昭和35年東京都生まれ。二松學舎大学文学部中国文学科卒業。安岡正篤師の孫。論語教室の第一人者として知られ、「こども論語塾」講師として全国に20か所の定例講座を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はの
3
この方の解釈が一番心にしっくりくる気がします。学校で習ったときは印象に残らなかったのに、社会人として、親として、迷ったときの道しるべとなる言葉がたくさん詰まっていました。知っているだけで心のよりどころとなる言葉もたくさんあります。また読み返したくなる本です。2016/05/12
ji_tian
3
論語に書かれているのとは、今の自己啓発本に書かれていることに通じる。子供のころから論語に触れたらすごくいいだろう。2014/07/23
ちなつパパ
3
「論語塾」を主宰する安岡正篤師の孫にあたられる著者が、これから子どもと一緒に論語を学んでみよう、論語塾を開いてみようと考えている大人向けに論語を教えるポイントを優しくまとめられた本です。子どもにわかりやすく伝えられるということは、当然大人にも伝わり易くなるということで、読後論語のエッセンスがスッと心に染みこんでくる良書です。2014/04/01
かどりん
2
評価:A 性、相近し。習い、相通し。 己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。2024/05/06
コラッジョ
1
論語は何度読んでも楽しい。 また、新たなる発見が有る。 十回でも百回でも、そして日本中の人々が読むべきだと思うのだ。2016/08/13
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