目次
第1章 人間のめざすもの(一途一心;生涯修業;孔子の示した道;常に前進)
第2章 長の条件(活力を創る;順逆をこえる;その位に素して行う;復興への道;将の資格)
第3章 心術の工夫(知命と立命;本質を見抜く;心を高める 運命を伸ばす;一念、道を拓く)
第4章 考え方 生き方(大人の幸福論;不易流行;修身;生き方)
第5章 人たるの道(渾身満力;知好楽;歩歩是道場;その生を楽しみ その寿を保つ;心の持ち方)
著者等紹介
藤尾秀昭[フジオヒデアキ]
昭和53年の創刊以来、月刊誌『致知』の編集に携わる。54年に編集長に就任。平成4年に致知出版社代表取締役社長に就任。現在代表取締役社長兼編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つりほさ
16
[今年29冊目]数々の心に響く言葉があります。 今の私にスッと入っていったのは「いかに忘れるか、何をわすれるかの修養は非常に好ましいものだ」(安岡正篤師)、「歩歩是道場」(禅の言葉ーいつであれ、どんな所であれ、心がけ次第で自分を高める修養の場になる。またそういう生き方をしなければならない)2017/12/30
かず
8
総ページ数167ページの、ほんとに小さな、小さな本です。字数も少ないでしょう。ですが、ほんとに大きな、大きな本です。そして、実に深いです。文章も実に平易です。小学生でも読めるでしょう。でも、この本の真意を全て掴める人は、大人でも少ないでしょう。私?到底無理です!一字一句に意味が込められた秀作です。このシンプルな文章に向き合うと、普段使っている何気ない言葉に実は深い意味が込められていることに気づかされます。貴方もぜひ、本著を手に取って見てください。何気ない日常が、かけがえのないものに変わること請け合いです。2016/08/07
Daisuke Saitoh
3
共感できた一言。「ねたむ、そねむ、ひがむ、うらむ、にくむ。そういう気持ちを持っている人に運はついてこない」2013/12/16
たっつん
3
月刊誌「致知」の特集総リードをまとめて編集した「小さな~」シリーズの最新刊。といっても夏に刊行されたようですが。致知のメルマガを読んでいるせいか、内容に目新しいものはなし。ただし、何度読んでも深く胸にグッとくる。人間学たるゆえんだろうか。人間は誰も「開闢以来の第一人(ただひとり)」の自分。人は皆リーダーとして自分の人生に責任を持つこと、そしてリーダーたる者には「修身」が欠かせない。まずはコツコツと我が身を修めるところから。2013/12/06
Thugio Nakadachi
3
食事を毎日とると同じように、心の栄養も毎日取らないと、心が洗われますが、実践が難しく、しばしば落ち込みます。2013/11/15
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