ロシア版ホームズ完全読解

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434170430
  • NDC分類 778.238
  • Cコード C0098

目次

1 運命・創意・友情とその果実(発端から連作化、そして完結まで;英語圏での評価と再評価 ほか)
2 「インタラクティヴ」効果(ロシア版ホームズにおける「虚実皮膜」;作品と観客との「インタラクティヴ」な関係)
3 再現された世紀末ヨーロッパ(ロシアで撮影された「ヴィクトリア朝」英国;世紀末の「物質文化」 ほか)
4 映画史的コンテクスト(「ジャンル映画」と「テレビ放映用劇映画」;モリアティーと映画の怪人たち ほか)
作品解説(『シャーロック・ホームズとワトソン博士』;『シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険』 ほか)

著者等紹介

西周成[ニシシュウセイ]
1967年生まれ。早稲田大学第一文学部文学科卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了(映画学専攻)。全ロシア国立映画大学大学院修了。芸術学博士(PhD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽま

7
70年代から80年代にかけてロシア(旧ソ連)で製作された、ホームズ映像化作品の解説書。キャストの細かい来歴や当時の反響、ロケ地の紹介など、一連の作品群に関して細かく紹介している。旧体制の限られた状況下でこれだけの作品を作り上げたことには感嘆せざるを得ない。ホームズだけでなくソ連映画史にも触れているので、そちらに興味がある方にもお薦め。それにしても、このシリーズ内の日本未公開作品・「アグラの財宝」と「20世紀が始まる」、邦訳してDVD 化してくれないかなぁ……。2012/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5325996
  • ご注意事項

最近チェックした商品