明治憲法の真実―近代国家建設の大事業

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明治憲法の真実―近代国家建設の大事業

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784800910035
  • NDC分類 323.13
  • Cコード C0037

出版社内容情報

日本国憲法の改正に向け、
私たち日本人が
忘れてはいけない大切な視点

安倍政権のもと、日本国憲法改正へ向けた動きが加速しています。
改正手続きに関する条項の他、個別条項についての検討が
今後さらに進むことが予測されます。

日本国憲法を語る時、その比較対象としてよく挙げられるのが
明治憲法(大日本帝国憲法)でしょう。

もっとも、その多くは現行憲法が唱える価値観にのみ重きを置き、
明治憲法を貶めようとする意図が見え隠れすると、
著者の伊藤哲夫氏は指摘しています。

果たして、明治憲法は世間でいわれるほどひどい憲法だったのか――。

これが著者の最も訴えたかったというテーマでした。
本書は、近代国家建設の大事業の一環となった
明治憲法の制定に至る壮大なドラマを、
その歴史的背景を踏まえつつ辿っていきます。

その立役者には、「教育勅語」制定にも大きく貢献した井上毅をはじめ、
岩倉具視、伊藤博文の名が連なり、
さらにはドイツからのお雇い外国人・ロェスラー
という人物が重要な役割を演じています。

特に井上は憲法の根幹となる日本の歴史や伝統に思いを馳せ、
『古事記』『日本書記』に遡って学びを深める中で、
最も相応しい表現に心血を注ぎました。

その姿勢からは、我が国の歴史や伝統に関する記述を
一切欠く現行憲法では見過ごされがちな、
憲法問題の本質が見えてきます。

明治維新を成し遂げた先人たちが織り成す迫真のドラマから、
日本国憲法改正へ向け、
私たちが忘れてはいけない大切な視点を養える一冊です。

致知出版社ホームページより

内容説明

明治維新を成し遂げた先人たちの壮大な憲法制定のドラマがいま明らかになる。

目次

序章 明治憲法最後の日(憲法に殉じた二人の碩学;国家の成り立ちという視点から憲法を見直す ほか)
第1章 五箇条の御誓文から始まった明治憲法(五箇条の御誓文こそが出発点だった;黒船来航を契機に生まれた「尊皇」と「公議」という思想 ほか)
第2章 いかなる憲法をつくるか(西洋思想が流入する中での民権運動;元老院の国憲案と各参議の意見書 ほか)
第3章 明治憲法成立(井上毅の国体研究;井上の凄まじい研究ぶり ほか)
最終章 日本国憲法を考える(日本国憲法は本当の憲法ではない;アメリカの政治文書をツギハギした前文 ほか)

著者等紹介

伊藤哲夫[イトウテツオ]
昭和22年新潟県生まれ。新潟大学卒業。国会議員政策スタッフなどを経て、保守の立場から政策提言を行う日本政策研究センターを設立。所長を経て、現在代表。その他、日本会議常任理事、日本李登輝友の会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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軍縮地球市民shinshin

5
明治憲法といっているが、この憲法の略称は「帝国憲法」がふさわしいと常々思っている。本書は帝国憲法の成立過程をわかりやすく書いた本。起草者の一人、井上毅が今まで勉強していなかった国史・国典の研究を行っている時のエピソードがすごい。憲法を制定するのに『古事記』・『日本書紀』は必読文献なのだ。井上は休暇中でも「大国主命の国譲りにはどんな意味があるのか」を考えていたというのだ。憲法としての重みがまったく違うのだ。2015/05/30

キョウ

4
教育勅語、五箇条の御誓文の真実に続いて最後に読みました。政治家は思想家ではないと感じました。この時代の人々の取組む姿勢、勉強する意欲は凄いと思いました。この方々がいなくては今の日本は無いと感じるほどです。特に井上毅氏には感銘を受けました。この三冊の中で明治憲法制定が一番政治的に感じました。2022/09/04

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