世界一やさしい会議ファシリテーションの教科書 １年生

堀 公俊【著】

ソーテック社（2022/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 256p／高さ 22cm
• 商品コード 9784800721006
• NDC分類 336.4
• Cコード C3034

出版社内容情報

会議を円滑に進めるスキル、会議ファシリテーションを身につけよう！　会議の人選、パターンに基づくアジェンダ作成、タイムマネジメント、活発な意見を促す手法やアイデアの集め方、納得のいく結論の出し方などを徹底解説。オンライン会議のノウハウも紹介！

ファシリテーションは、広義ではたくさんの人が集まって行うミーティングやプロジェクトなどで、議論を促進したり問題解決が得られるようサポートをしたりする技術です。会社全体を「成長する組織」する考え方、仕事の仕方といったものです。狭義では会議の進行を円滑に行う技術（会議ファシリテーション）を指します。本書では主に会議ファシリテーションについて解説します。
一言で会議と言っても、様々な会議があります。本書ではまず「減らせる会議」「減らせない会議」を明確にし、会議の開催・進行を任された人が、円滑に会議を進めるための準備、人選、タイムマネジメント、活発な発言の促し方、議論を深める手法、拡散した議論の集約、納得できる結論の出し方などを初心者にも分かりやすく解説します。
組織全体を前進させる考え方と会議ファシリテーションの考え方の根本は同じなので、会議を上手く回せる組織は組織自体が自然に成長できます。

内容説明

会議の流れをしっかり舵取りできる！会議運営のスキル習得や生産性を向上したい人など会議ファシリテーションの入門書！会議前の準備、アジェンダ作成、時間管理の手法、発言を促すコツ、オンライン会議の盛り上げ方やまとめ方などがよくわかる！即実践できる！

目次

１時限目　会議の流れをしっかりと舵取りしよう！
２時限目　何でも話せる活気あふれる場をつくろう！
３時限目　全員を誠実・平等に会議に参加させよう！
４時限目　多様な意見や斬新なアイデアを集めよう！
５時限目　意見を論理的に戦わせて議論を深めよう！
６時限目　議論を積み上げて納得のいく結論を得よう！
７時限目　会議を通じて人と組織を成長させよう！

著者等紹介

堀公俊［ホリキミトシ］
堀公俊事務所代表、組織コンサルタント。日本ファシリテーション協会フェロー。大阪大学客員教授（テクノロジーデザイン論）。神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて経営企画やマーケティングに従事するかたわら、ビジネス、ソーシャル、教育など、多彩な分野でファシリテーション活動を展開。２００３年に有志と共に「日本ファシリテーション協会」を設立し、初代会長に就任。研修や講演活動を通じてファシリテーションの普及・啓発に努め、これまでに３万人以上を指導・育成してきた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ココロココ]

会社で、ある活動のリーダーを任されたので、ファシリテーションのスキルを高めたいと思い、書店で購入。分かりやすく書いてあった。分かりやすくはあるのだが、実践するのには、段階を踏む必要がある。読んですぐできるようなものではないので、場数を踏んでスキルを高めていきたい。今週実践するチャンスがあるので、落ち着いてチャレンジしていく。終わった後、振り返りをしてみて、足りなかったところは、今後どうすれば良いのかを考え、次に活かしたい。

2022/07/02

[おの]

仕事のために購入。他業種転職なので、会議の仕方が全然違うしまとまらなくて。なんとなく感覚でやってたことを体系的に学ぶのに役立った。アジェンダの型、テーマの切り口、話がまとまらない時の対処法、怪しい根拠への突っ込み方など学びになった。会議の足を引っ張る問題児のタイプ分けに笑った。いるいるー！みたいな笑

2022/06/26

[ゼロ投資大学]

会議において、良い結果が得られるように参加者の意見を上手にくみ取って、円滑に議論を進めて結論を導くファシリテーションの重要性が注目を集めている。ファシリテーションを進めるファシリテーターの重要性は極めて大事で、参加者の意見を引き出し、意欲を高めることが求められる。

2022/07/01

[飯田亜美]

会議はなんとなくやってたり、でもなにかしら不満があったりする人は多そうななか、ファシリについて体系だてて把握できる本は貴重だと思います。 トーク例もありイメージしやすく、実践にうつしやすいと思いました。 内容のなかでは、話し合いは論理性も重要な一方、心理的安全性という安心して話せる場をつくることも大事だというのが納得でした。　 内容の有用性もさながら、ファシリって面白いかも！と前向きになるし、ひとつでもヒントになったことを今度やってみたくなります。

2025/02/05

[えむ]

会社でファシリを任されることが多いものの、これでいいのかといつも不安に思いながらこなしていたので読んでみた。一年生の教科書とタイトルに書いてあるだけあって、平易で分かりやすく自分にぴったりだった。ファシリでありながら議論のコンテンツにまで口出しをしていたのがうまくいかない原因かな。プレイヤーでもあるからそれも必要なことなんだけども。あれもこれも注意を向けずに、プロセスに集中することにしよう。今度の自分主催の会議が楽しみ。