持続的成長と責任型組織の本質―「自律型集団」を創るリーダーの役割

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり

持続的成長と責任型組織の本質―「自律型集団」を創るリーダーの役割

  • ウェブストアに21冊在庫がございます。(2026年10月14日 01時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800594792
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

出版社内容情報

 本書の主張は明快です。日本企業の成長を止めている真の原因は、戦略の誤りではなく、21世紀に求められる組織能力の欠如にあります。20世紀は、効率を追求する階層型組織が競争力の源泉でした。しかし、顧客ニーズや市場環境が急速に変化する21世紀では、効率だけでは持続的な成長は実現できません。いま企業に求められているのは、顧客価値とイノベーションを継続的に生み出す「責任型組織」への転換です。

 責任型組織とは、経営者と社員が顧客と社会に対する責任を共有し、それぞれが主体的に成果を生み出す組織です。経営者が組織全体の方向性を示し、社員が現場で自律的に判断し行動することで、組織全体が一つの生命体のように機能します。その実現には、成果責任を明確にする「21世紀型ジョブ型雇用」の導入が出発点となります。重要なのは、付加価値を生み出すジョブと、指示された作業をこなすタスクを明確に区別し、社員がジョブに集中できる環境を整えることです。そのためには、人員削減ではなく、付加価値を生まない作業を徹底的に見直す「作業のリストラ」を断行し、顧客価値の創造に時間を振り向けることが不可欠です。

 さらに、責任を共有する労使パートナーシップを再構築し、日本企業が本来持っていた強みである「中核管理職」を組織変革の中心に据えることを提唱します。その具体策として中核管理職のための「ミッション開発プログラム」を提示し、現場から顧客価値とイノベーションを生み出す組織能力を育成します。また、ジョブを遂行するうえで最も重要な能力は、人を動かす人間関係スキルです。心理学などの知見を活用し、多様な人材の力を引き出す能力は、これからの企業競争力を左右する重要な要素になります。

責任型組織を率いるリーダーは、既存事業を効率的に管理する「経営者」ではなく、新たな事業を創り出す「事業家的リーダー」です。そして、その挑戦を支える実践手法として、本書は、計画を立ててから行動するPDACではなく、まず行動し、そこから学び、計画を磨き上げる「DCPA(Do→Check→Plan→Act)」への転換を提案します。

本書は、日本企業が責任型組織へと変革し、持続的な成長を実現するための具体的な道筋を示します。経営者、管理職、社員がそれぞれ果たすべき責任と、その責任を成果へと結び付ける実践方法を提示することで、日本企業が成長し続けるための指針を提示する1冊です。


【目次】

序章 なぜ日本企業は成長を止めたのか
日本企業が直面する真の課題/「効率の追求」が生んだ限界/責任型組織という新しい組織能力/本書の10の命題

第1部 21世紀に求められる「責任型組織」とは何か
第1章 20世紀を支配した階層型組織の盛衰
階層型組織の歴史と背景/全体最適の経営が階層型組織を強化する/21世紀における米国伝統企業の衰退
第2章 責任型組織という組織運営のイマジネーション
階層型組織に異論を唱えた企業/経営学における新たな潮流の誕生/21世紀に繁栄した日本の伝統企業の組織運営の特徴/GAFAの組織運営の形/責任型組織のイメージ

第2部 責任型組織を実現するための8つの提言
第3章 [提言1]21世紀型ジョブ型雇用を導入する
日本企業のジョブ型雇用への取り組みの歴史/日本企業のジョブ型雇用への取り組み/日本におけるジョブ型雇用5つの誤解/ジョブ型雇用導入の成功条件
第4章 [提言2]無駄な作業の撲滅を仕組み化する
無駄の解消に関する先人の教え/無駄の解消への企業の取り組みの事例/無駄の発見のための着眼点
第5章 [提言3]経営者と社員のパートナーシップを確立する
経営者が固い意志を抱く/社員参加の仕組みをつくる/キャリア開発支援の仕組みをつくる/社員全員営業の意識醸成の仕組みをつくる
第6章 [提言4]中核管理職を復活させる
中核管理職は日本企業固有の力/世界が気づき始めたミドルマネジャーの本質/中核管理職の責任と経営者の役割/中核管理職復活の鍵
第7章 [提言5]ミッション実現プログラムを仕組み化する
「イノベーションのジレンマ」からの脱却/第1ステージ:個人の思いと志に基づく自発的プロジェクト/第2ステージ:会社全体のテーマを部門横断プロジェクトで推進する/中核管理職に「余白」を与えよ/イノベーション・プロジェクトを支援するインフラを作る
第8章 [提言6]人間関係スキルを開発する
人間関係スキルとは何かを知る/人間関係スキルを学ぶ/IQだけでは、もう戦えない
第9章 [提言7]事業家的リーダーを開発する
20世紀型サクセッション計画の使命の終焉/GAFA的企業のリーダー像/21世紀のリーダー開発のあり方/事業家的リーダーに必須の要件
第10章 [提言8]DCPAサイクルで組織能力を変革する
PDCAではなく、DCPA/悠々として急ぐ

内容説明

これから日本企業が成長し続けるには何が必要か。凋落する階層型組織の米国企業、劇的な復活を遂げた伝統的日本企業。歴史の事実から紐解くこれからの企業組織とリーダーのあり方!予測不能な時代に生き残るための8つの提言。

目次

本書の目的・要旨・構成
第1部 21世紀に求められる「責任型組織」とは何か(20世紀を支配した階層型組織の盛衰;責任型組織という組織運営のイマジネーション)
第2部 責任型組織を実現するための8つの提言([提言1]21世紀型ジョブ型雇用を導入する;[提言2]無駄な作業の撲滅を仕組み化する;[提言3]経営者と社員のパートナーシップを確立する;[提言4]中核管理職を復活させる;[提言5]ミッション実現プロジェクトを仕組み化する;[提言6]人間関係スキルを開発する;[提言7]事業家的リーダーを開発する;[提言8]DCPAサイクルで組織能力を変革する)

著者等紹介

綱島邦夫[ツナシマクニオ]
慶應義塾大学経済学部、ペンシルベニア大学ウォートン・スクール卒。野村證券、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ、CSC(コンピュータ・サイエンス・コーポレーション)インデクスの日本事業責任者となる。その後、経営力研究所を設立し、同時にヘイグループ(現在はコーン・フェリー)及びアーサー・D・リトルのアドバイザーとなる。ウォートン・スクールExecutive Education Boardの理事を務める。日本企業の成長力の復活を実現する「組織能力」を開発するための知見と方法論の探索を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。