出版社内容情報
秀吉の単なる弟や補佐役ではなかった? 知られざる偉人・豊臣秀長の正体に迫る。
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主人公格に抜擢された豊臣秀長。
戦国時代の出世頭にして天下人・豊臣秀吉の弟ですが、彼の存在は秀吉の成功を左右し、かつ豊臣政権の盛衰にかかわる名将として活躍しました。しかし、一般的な知名度は知る人ぞ知るレベルの人物であり、その実績や実力は世間一般にあまり知られていません。
本書は、実は「戦国時代最高のNo.2」と言ってよい豊臣秀長について、諸説や最新研究による考察も交えて解説。彼の生涯にわたる活躍や、兄・秀吉をはじめとした家族、家臣、盟友、ライバルたち周辺人物を紹介します。また、秀長以外の戦国時代を代表する名No.2たちや、「もし秀長が長生きしていたら?」というIF展開も想像してみるなど、ドラマなどから入ったファンも歴史ファンも楽しめる1冊です。
【目次】
第1章 「最高のNo.2」豊臣秀長の生涯
第2章 豊臣秀長を取り巻く人々
第3章 戦国大名を支えた名No.2たち
第4章 もしも豊臣秀長が秀吉より長生きしていたら
内容説明
戦国時代の出世頭、豊臣秀吉の活躍の秘密はNo.2の弟にあり!最新研究による考察も交え、「調和する生き方」で天下をもたらした名将・豊臣秀長の生き様と、人々との絆を解き明かす。
目次
第1章 「最高のNo.2」豊臣秀長の生涯(誕生―型破りな兄・秀吉の弟として貧しい家に生まれる;転身―兄・秀吉にいざなわれて武士の道へ ほか)
第2章 豊臣秀長を取り巻く人々(兄 豊臣秀吉~人生を大きく変えた秀長の先導者~;主君 織田信長~実力主義で出世させた戦国の風雲児~ ほか)
第3章 戦国大名を支えた名No.2たち(滝川一益~織田家重臣で最も総合力の高かったナンバー2~;武田信繁~「豊臣兄弟」より前にいた、もう一組の戦国最強兄弟~;本多正信~裏切りの過去や同僚の悪評でも揺るがなかった絆;直江兼続~半世紀近く主君とコンビを組み続けた)
第4章 もしも豊臣秀長が秀吉より長生きしていたら(無謀な朝鮮出兵の規模縮小・早期撤退;目もあてられない惨事「秀次事件」の回避;晩年の秀吉による暴走のブレーキ役;秀吉亡きあとの豊臣政権を維持;徳川家と日本を二分した可能性も?)
著者等紹介
真山知幸[マヤマトモユキ]
伝記作家、偉人研究家。1979年、兵庫県生まれ。2002年、同志社大学法学部法律学科卒業。上京後、業界誌出版社の編集長を経て、2020年より独立。偉人や名言の研究を行い、著作60冊以上。大学講義や経営者向けのセミナーでの講師活動やメディア出演のほか、雑誌やウェブ媒体への連載も数多く持つ。「東洋経済オンラインアワード 2021」のニューウェーブ賞、「東洋経済オンラインアワード 2024」のロングランヒット賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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