出版社内容情報
研修・セミナーと言えば人が会場に集合し、対面で行うことが標準だった時代は終わりました。
コロナ禍で急速に普及したオンラインのさまざまなツールが定着し、オンライン研修やオンデマンドでの学習が普及しています。
そのような状況において、オンラインであっても対面であっても、人が集合して研修を行うのであれば、「集合するからこその価値」を提供することを、より強く求められるようになっています。
また、講師が一方的に話すスタイル、いわゆる知識付与であれば、集合する必要性はあまり感じられず、オンデマンドの配信や、急速に普及しているAIを活用した学習などに置き換えられる傾向にあります。
本書では、世界30カ国、12万人以上が学んだ「教える」理論の提唱者であるボブ・パイク氏のメソッドを日本に広めてきた著者が、そのメソッドを初めて学ぶ人に向けて解説しました。
□これから研修講師としてスタートを切るけれど、話術に頼らず、受講者にとって学びの多い研修を行うにはどうしたらいいか
□社内セミナーの講師をすることになったが、どういうふうにセミナーを組み立てればよいかわからない
□一生懸命研修をしているのに、受講者からよい反応が得られない
そうした方々に向けて、すぐに実践でき、知っていると差がつくメソッドを紹介しています。
本書を読んでさらに学びを深めたいと思った方には、本書の各章をさらにくわしく解説した『講師・インストラクターハンドブック』『研修デザインハンドブック』『研修ファシリテーションハンドブック』『オンライン研修ハンドブック』『研修アクティビティハンドブック』がおすすめです。