出版社内容情報
通関士国家試験の合格を目指す人にとって、広範な試験範囲や細かな知識を前にすると、受験勉強に対して気後れしてしまったり、どこから手を付けていいか分からないといったことが起こりがちです。
また、国家資格取得まで行かなくとも、貿易通関の実務に従事する人としては、職務に当たるうえでその基本的な知識を押さえておきたいと思うでしょう。
本書はこうした方々に向けた、通関士国家試験対策のファーストステップや実務に関する基礎知識を学べる入門書です。
「通関」「輸入と税金」「課税価格」「関税率等」の大きく4つのパートで構成されており、「そもそもそれらは何なのか?」という部分から噛み砕き、図解を交えて解説しています。
しかし、単に広く浅くではなく、試験対策や実務において重要な部分では実例を挙げたり深堀りを行ったりしていますので、勉強中に不安を覚えた際に立ち返る基本書としても活用できます。
改訂3版では最新情報への更新もさることながら、AEO制度や輸出に関する記述を拡充させました。
これから通関や貿易実務を学び始める方はぜひ本書をお役立てください。
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- 和書
- 芸術の始まる時、尽きる時