出版社内容情報
ベンチャー企業、スタートアップ企業が資金調達を行うための基本を押さえ、エクイティファイナンスを成功に導くために必要な知識武装を5つのポイントに従って解説する決定版教科書。
1. ベンチャー、スタートアップの定義と資金調達方法
2. ベンチャーキャピタルとは
3. 世界及び日本でのベンチャーの資金調達動向
4. 世界及び日本における環境要因、技術的要因、サービスの変遷
5. 独自調査「ベンチャーが資金調達した事業内容分類と世界及び日本におけるベンチャー数(上場会社、未上場会社、買収事例数)」
1.では、ベンチャーの定義を確認します。混同して使用される、スタートアップやスモールビジネスとの違いを確認します。また、ベンチャーの資金調達手段や資金調達ラウンドについても見ていきます。
2.では、ベンチャーキャピタルのビジネスモデル、出資者から期待される運用水準、資金調達ラウンド毎の期待収益率、ソーシングの仕方、投資案件の評価プロセス、ファンド組成サイクル、タームシート(日米比較)、転換価額調整型新株予約権の内容について解説します。
3.では、世界及び日本での資金調達動向を確認していきます。様々な角度からのデータを確認することにより、実際の資金調達の動向がどのようになっているかを認識できるようにします。
4.では、2000年以前からのベンチャーのビジネスに影響を与えた技術的要因が、どのように変遷してきたかを確認していきます。その上で、2000年から現在までにどのようなビジネスが、多くの資金調達を実現してきたかという流れを確認していきます。
5.では、現在、実際にどのような具体的ビジネスで資金調達を実現しているかを、独自調査により確認していきます。
以上を確認していくことにより、ベンチャーキャピタルを中心としたエクイティファイナンスにおける業界やその環境の知識を、網羅的に得られると考えています。
このような情報は、ベンチャーを起業する際やベンチャーキャピタルと資金調達の交渉をする際に、しっかり把握しておく情報であると考えています。
内容説明
豊富なデータから読み解く。起業家必携!成功する資金調達のための羅針盤!ベンチャーキャピタルを理解する。世界/日本の資金調達動向を把握する。技術/インフラの変遷を把握する。有望な重要テクノロジー分野を探る。
目次
序章 ベンチャー、スタートアップ、資金調達手段、資金調達ラウンドとは
第1章 ベンチャーキャピタルとは
第2章 世界および日本でのベンチャーの資金調達動向
第3章 世界および日本における環境的要因(インフラ)と技術的要因の変遷
第4章 データで読み解くテクノロジー分野ごとの動向と見通し
終章 各テクノロジー分野へのベンチャー進出をどのように捉えるか
著者等紹介
黒田達郎[クロダタツオ]
1970年生まれ 慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。2017年4月より2022年8月まで、SBI大学大学院(MBA)講師。株式会社Manegetech監査役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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