出版社内容情報
通関士試験にはさまざまな形式の問題が出題されますが、その中でも選択式問題、とくに「語群選択式問題」は配点が他の出題形式よりも高いため、得点源になりやすいと同時に落としたくない設問群です。確実に正解するためには、出題形式への慣れと同時に、出題テーマへの確かな理解も求められます。本書は、この2つのポイントを押さえ、選択式問題でしっかり得点できるようになる受験対策本です。
出題範囲の各テーマについて、まずは頻出テーマに関する例題を提示。そこから解答するための指針が、図解を交えた解説で簡潔にまとめられているので読んで学びます。解説を読んだら続けて出題される空欄穴埋めの演習問題に挑戦して解くことで、テーマへの理解を深める構成となっています。
また、テーマによっては選択式問題の選択肢として実際に出題された内容の正誤を判断する「試験問題にチャレンジ!」もあり、演習要素がさらに充実しました。
巻末には令和6年度に実際に出題された「語群選択式問題」を収録。また、第1回試験からのテーマごとの出題実績を掲載しつつ、各テーマにはそれに合わせた現在の重要度を提示しています。移動や空き時間でのちょっとした学習に、ぜひ役立ててください。。
内容説明
本書は、通関士試験で配点の高い語群選択式問題を確実に押さえるための徹底対策問題集です。各テーマはまず例題とその解説で学習し、続く空欄記述式問題や過去問題で理解を深められます。いつでもどこでも、すきま時間を使って繰り返し学習できるポケットサイズです。
目次
第1章 関税法(定義;関税の徴収及び還付;輸出入申告の手続1 ほか)
第2章 関税定率法・関税暫定措置法・外国為替及び外国貿易法等(課税価格の決定の原則;課税価格の決定(その他)
相殺関税 ほか)
第3章 通関業法(通関業務;通関業の許可;欠格事由 ほか)
付録 通関士試験語群選択式問題[令和6年(第58回)]
資料 過去の通関士試験の出題傾向
著者等紹介
片山立志[カタヤマタツシ]
株式会社マウンハーフジャパン代表取締役社長、日本貿易実務検定協会理事長として現在に至る。またその間、PALビジネス専門学校ファイナンシャルビジネス科学科長、大阪国際大学現代ビジネス学部及び嘉悦大学経営経済学部非常勤講師、早稲田大学エクステンションセンター講師、日本経済新聞ビジネススクール講師などを務める。金融法学会会員、特定行政書士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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