出版社内容情報
羽田空港の偉業の一つとしてある「9年連続世界一清潔な空港」。
この大偉業の立役者ともいえるのが著者の新津春子氏である。
1995年に日本空港技術サービス(現:日本空港テクノ)に入社。97年に(当時)最年少で全国ビルクリーニング技能競技会1位に輝く。以降、指導者としても活躍し、現在は羽田空港ターミナル清掃の実技指導に加え、同社ただ一人の「環境マイスター」として、羽田空港全体の環境整備に貢献している。
著者の活躍テレビ番組で取り上げられると、大きな反響を呼び、以降その活躍が知られるようになった。
そんな激動の半生をえがくのが本企画である。
2020年、羽田空港はコロナウイルスにより「開店休業」の状態に。
こうした苦境下で「清掃のカリスマ」は何を考え、どう行動したのか。
内容説明
9年連続世界一の羽田空港の清掃を支える職人の働き方と考え方。「モノを思う心」で丁寧な仕事をし、「人を思う心」でお客様から言葉が返ってくる。空港清掃からハウスクリーニングへ。
目次
第1章 中国で生まれ育って
第2章 父の祖国、日本へ
第3章 羽田空港で働きたい
第4章 「日本一」を目指して
第5章 世界一清潔な空港
第6章 表舞台へ
第7章 ハウスクリーニングをやりたい!
第8章 空港が止まった
終章 思う心
著者等紹介
新津春子[ニイツハルコ]
1970年、中国残留孤児二世として中国・瀋陽に生まれ、17歳のときに来日。95年、日本空港技術サービス(現:日本空港テクノ)に入社。97年に(当時)最年少で全国ビルクリーニング技能協技会一位に輝く。以降、指導者としても活躍し、羽田空港ターミナル清掃の実技指導に加え、同社でただ1人の「環境マイスター」として、羽田空港全体の環境整備に貢献。また、2018年には新たにハウスクリーニング事業「思う心」を立ち上げ、一般の家庭に清掃技術を提供している。NHKテレビ番組現在は、ハウスクリーニング事業に加え、親会社である日本空港ビルデング株式会社の業務を兼務しながら国内外向けの講演会、清掃用品の商品開発(アイデア商品)、YouTube動画の配信、本の出版等多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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