出版社内容情報
大学受験で文系を選んだ人にとって、線形代数は学ぶ機会がなくなってしまいますが、理系の人は全員が1年次に「線形代数」を学びます。線形代数は理工学分野のコメ(基礎)であり、「知っておくべき学問」「あらゆる分野に応用できる道具」として位置付けられています。つまり、文系の人間が理工学を学ぶとき、まず最初に理解しておくべき基本であるわけです。
本書だけで、ベクトル、行列、線型空間、写像、線形変換、固有値などの線形代数の基本が文系の人間にもわかるように丁寧に解説します。
その特徴は以下のとおりです。
●リスキリング的な仕事のための学習とは異なり、自己研鑽する志学を応援します
●文系出身の編集者が理解できるよう、中身を噛み砕いて記述しています
●他の参考書は不要です。本書1冊だけで線形代数が理解できます
●数学、物理学、化学、工学、経済学、社会科学の基礎を身に付けることができます
●学びのなかで、数学の美しさが体感でき、心震える体験ができます
内容説明
文系の人にも必ず理解できる―数学でなくてはならない道具「線形代数」は、難しくはありません。この本だけで、理工学の基礎が身に付く―ベクトル、行列、線型空間と線形写像、線形変換、これらを駆使したデータの分析法が身に付きます。固有値、固有ベクトルがわかる―統計学、経済学、量子力学など幅広い分野で応用される「線形代数」の核、固有値、固有ベクトルの意味がわかります。
目次
第1章 ベクトル
第2章 行列
第3章 行列式
第4章 線形空間と線形写像
第5章 線形変換と固有値
第6章 データの分析
著者等紹介
佐藤敏明[サトウトシアキ]
1950年生まれ。1976年に電気通信大学・物理工学科大学院修士課程修了後、都立高校教諭を勤め、2016年に退職する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。