実践チェンジマネジメント―変革プログラムを成功に導き、変化に俊敏な組織をつくる

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実践チェンジマネジメント―変革プログラムを成功に導き、変化に俊敏な組織をつくる

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800591463
  • NDC分類 336
  • Cコード C2034

出版社内容情報

・イノベーション、企業統合、組織改革、プロセス改革、DXなど変革を必要とする活動は年々増える傾向にあり、それらの変革活動のほとんどはプログラム・プロジェクトによって行われている。これらの変革活動は通常業務の延長線上にはない新価値を追求する活動であり、不確実性は高く、予想できないさまざまな問題に直面することが想定され、その成功の確率も低い。これらの変革活動が失敗する原因が、単にビジネス的な要因や技術的な要因以上に、これらの変革活動にかかわる多くのステイクホルダーに起因することを理解している人は思いのほか少ない。この変革活動に関わるステイクホルダーへの対応こそが変革を成功に導くためのカギであり、本書で説明する「チェンジマネジメント」の要諦である。
・変革活動をプログラムととらえ、プログラムのライフサイクルを通してどのようにステイクホルダーをマネージしていけばよいのかをプログラムのステージごとに示した。プログラムのライフサイクルは、日本プロジェクトマネジメント協会で策定された『プログラム&プロジェクトマネジメント(P2M)標準ガイドブック』の定義に準拠し、構想・検証、実行、定着のステージに合わせて価値創造までの実践的な手順を示した。さらに、読者が実際の変革プログラムにおいて実践しやすいように、これまでさまざまな変革活動で活用された実践ツールの使い方を含めて準備した。
・ステイクホルダーの母体となる変革プログラムを所有する組織についても、チェンジマネジメントの視点から掘り下げた。組織そのものが変化に対して硬直である場合、その影響は大きい。変革プログラムは人の行動変容を求めるものであるが、組織そのものが行動変容への受容度が低い場合、変革プログラムの難易度は大きく跳ね上がる。変革プログラムを成功させるには、もう1つの視点として組織カルチャーを含めた組織の変革への対応能力も重要な要素となる。本書では、これをチェンジアジリティと定義し、チェンジアジリティの能力要素を定義し成熟度モデルを設計した。そのモデルを理解することで、組織の現状レベルを認識し、変化に強い組織を創り上げあるための処方箋を示した。さらに、チェンジアジリティの成熟度モデルは30社以上の協力を得てベンチマーキングを行い、その傾向も示した。

内容説明

変革プログラムを成功に導くために必要な具体的な手順と実践ツールを提供するだけでなく、組織の変化への対応力を向上させるための成熟度モデルとともに、組織としての変化対応能力向上のガイドラインを提供します。

目次

第1章 変革の時代(変革の環境変化の理解;変革の意味;変革に向けて;変革とプロジェクト;チェンジアジリティ)
第2章 チェンジマネジメント概論(チェンジマネジメント概論;チェンジマネジメントの価値;変革活動成否への影響因子;プログラムベースのチェンジマネジメント;チェンジアジリティ向上への取組み)
第3章 チェンジマネジメントの実践(チェンジマネジメントの枠組み;構想・検証フェーズにおけるチェンジマネジメント;実行フェーズにおけるチェンジマネジメント;運用・定着フェーズでのチェンジマネジメント)
第4章 チェンジマネジメントと組織論(チェンジマネジメントとは組織カルチャーをマネジメントすること;心理的安全な組織をつくる;行動/やりとげる組織をつくる;学習する組織をつくる;チェンジアジリティ成熟度調査)
第5章 チェンジマネジメント実践事例(旭酒造 リーダーのコミットメントと社員のエンゲージメント;パナソニックコネクト 組織カルチャーの変容へのチャレンジ;星野リゾート 学習する組織への転換;みずほ銀行 変革プロジェクトでの呪縛;レノボ 変革プロジェクトの成功要因)

著者等紹介

芝尾芳昭[シバオヨシアキ]
イノベーションマネジメント株式会社代表取締役社長、日本プロジェクトマネジメント協会副理事長。大手外資系コンサルティング会社においては戦略部門パートナーとして数多くの業務変革をリードし、PMOによる変革ソリューションの方法論をリーダーとして創り上げ推進した。2010年にイノベーションマネジメント株式会社を設立し、自動車、ライフサイエンス業界を中心に数多くの業務変革プログラム、イノベーションプログラム、DXプログラムを手掛ける

小野弘貴[オノヒロキ]
イノベーションマネジメント株式会社取締役、日本プロジェクトマネジメント協会会員。大手外資系コンサルティング会社においては戦略部門マネジャーとして数多くの業務変革をリードし、PMOによる変革ソリューションの方法論のメンバーとして活躍する。2010年よりイノベーションマネジメント株式会社に参画し、ライフサイエンス業界を中心に数多くの業務変革プログラムを手掛ける。チェンジマネジメントの専門家でもあり、企業向けに多くの講演・講習を行う

香川隆[カガワタカシ]
イノベーションマネジメント株式会社シニア・マネージングコンサルタント、日本プロジェクトマネジメント協会会員。大手外資系コンサルティング会社において、様々な業界での業務改善やPMOによる変革ソリューションに従事。2010年よりイノベーションマネジメントに立上げメンバーとして参画し、自動車、ライフサイエンス業界を中心に業務変革プログラムやチェンジマネジメントの推進を手掛ける

高村智[タカムラサトシ]
イノベーションマネジメント株式会社マネージングコンサルタント、日本プロジェクトマネジメント協会会員。2008年に外資系コンサルティング会社に入社。業務変革プログラムを推進し、とくにコストマネジメントの導入・定着におけるチェンジマネジメント業務に従事。2010年にイノベーションマネジメント株式会社の設立にメンバーとして参画。自動車/自動車部品、ライフサイエンス、建設業界を中心に、業務変革プログラムやDXプログラム、新製品開発プロジェクトのPMOとして、プロジェクト推進並びにチェンジマネジメントの推進を手掛ける

清水雅也[シミズマサヤ]
イノベーションマネジメント株式会社マネージングコンサルタント、日本プロジェクトマネジメント協会会員。新卒でシステム開発会社に入社後、自動車部品メーカーとコンサルティングファームの3社を経て、2019年よりイノベーションマネジメント株式会社に参画。これまでの様々なプロジェクトのマネジメントやPMOの経験を活かし、新規開発や業務変革のプロジェクトマネジメントやプログラムマネジメント支援に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。