出版社内容情報
介護記録とは、介護サービス事業者が利用者にどのようなサービスをしたのかを記録した介護経過記録のことを指し、介護保険法では、介護記録の作成と保存が義務付けられています。そのため、介護従事者にとっては欠かせない業務ですが、何を書けばいいかわからず悩む人も多く、特に、新人介護スタッフにとっては困難な業務の一つとなっています。
本書は、介護現職の新人および就職希望者のために、利用者および利用者の家族にとって最適なサービスのための介護記録の書き方がわかる本です。介護記録を書く意味、事実を書くために観察すること、事実に対して思考すること、相手に説明することの大切さを説明し、さらに、すぐに使える必要項目・表現例を紹介しています。
内容説明
本書は、介護職の新人および就職希望者のために、利用者様および利用者のご家族にとって最適なサービスのための介護記録の書き方がわかる本です。介護記録を書く意味、事実を書くために観察すること、事実に対して思考すること、相手に説明することの大切さを示し、さらに、すぐに使える記載例・表現例を紹介しています。
目次
1 介護記録の基本事項(介護記録とは;記録のルール;記録の基本的な書き方と手順)
2 介護記録の表現例(食事の場面;排泄の場面;入浴の場面;疾患・与薬への対応場面;認知症への対応場面 ほか)
巻末 書式・記載例集
著者等紹介
鈴木真[スズキマコト]
株式会社まこじろう福祉事務所執行取締役。公益社団法人神奈川県介護福祉士会理事。神奈川県立西部総合職業技術校非常勤講師。映画「ケアニン」「ケアニン2」介護指導。YMCA健康福祉専門学校にて介護福祉士を取得し病院で勤務。役職者として、病棟運営や人材育成に関わり介護教員の資格も取得。教育を学ぶ中で、介護過程での介護の専門的な思考を言葉にすることや記録として文字に残すことの重要性を知る。退職後は、介護事業所教育担当やボランティア活動の事務局をする中で、介護業界をよりよくしたい、「環境を変えることで介護が変わる」と株式会社まこじろう福祉事務所を設立し、人材育成のコンサルタントや講師として活動する。現在は、訪問看優と小規模多機能型居宅介護を開所して、「困った人が目の前にいたら助ける」と、さまざまなケースを断らず、精力的に受け入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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