歴史新書
1970年大阪万博の時代を歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800314789
  • NDC分類 216.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

万博誘致に向け、もっとも大阪が熱かった万博の時代を振り返る!

内容説明

今秋に迫った2025年万博候補地の決定。戦後最大の一大プロジェクト、入場者数6,400万人…ふたたび大阪万博の誘致に向けて、いまこそ知りたい「あの時代」の熱狂―。史上最大の成功をおさめた70年万博の軌跡とともに、大阪の活気に溢れた戦後史を振り返る。

目次

第1章 戦後復興に邁進する大阪(1945~50年代半ば)(戦争下の大阪―50回もの空襲によって一面焼け野原になった市街地;1945年9月27日―1万人を超える進駐軍が配置大阪の町に星条旗が翻った日 ほか)
第2章 高度経済成長と万博への道(1950年代半ば~70年)(1956年10月28日―新世界のシンボルをふたたび!地元の店主7人による通天閣再建;1957年12月18日―日本一と呼ばれた大阪の地下街は難波から始まった ほか)
第3章 ここがすごかった!大阪万博(万博までの道1―戦後最大の一大プロジェクトようやく実現した日本での万国博覧会;万博までの道2―華々しい成果の裏に隠された12年に及ぶ米ソの宇宙開発競争 ほか)
第4章 万博以降の大阪イベント物語(2025年へ)(1972年3月―跡地にできたエキスポランドとエキスポシティ;1983年10~11月―参加も観客も日本最大級となった大阪城築城400年まつり ほか)

著者等紹介

橋爪紳也[ハシズメシンヤ]
1960年大阪市生まれ。大阪府立大学研究推進機構特別教授。大阪府立大学観光産業戦略研究所長、大阪府特別顧問、大阪市特別顧問。京都大学工学部建築学科卒業、大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。建築史・都市文化論専攻。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わ!

6
「大阪万博の時代を歩く」の「歩く」に少しは期待して読んでみたのですが、現在でも街を歩いて細かく見れば、70年大阪万博の残片が、そそかしこに!…なんて内容にはなっていませんでした。全頁のおよそ半分が70年大阪万博の内容紹介となっていて「万博って、めちゃくちゃ面白そうだな。」とはなるのですが、残念ながら70年大阪万博の話なのです。ただ「とにかくやってみよう!」と言って突っ走っていた時代と、すべて想定できていないとダメで、想定外の企画書はほとんど通らない時代とでは、やっぱり「お祭り」の弾け方が違ってきますよね。2025/04/01

たか

3
万博自体については7割くらい。残り3割は万博前、万博後について。2018/11/22

mori009

3
大阪万博に至るまでの出来事や、万博開催中・開催後のあれこれについて書かれた本。新書なので雑学解説のような深く掘り下げすぎない内容と箇条書き方式なので読みやすく、当時の大阪の雰囲気を軽く掴んでみたいという入門書として良かった。2018/07/04

:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)

2
戦前の一日米わずか330gの配給、おがくずや蛇の食べ方を教えていたような「食いだおれの街が空腹で倒れそうだった」時代から振り返る大阪。半日も並ばないとお目当てのパビリオンに入ることができない「残酷博(こう揶揄されていた)」、入っても帰りの電車に乗れずに会場泊するような人気ぶりだったのですね。文化的経済的に実にインパクト大。その様子を記憶に持っているひとたちは次回も同じく活況になることを夢見るのだなあと思った。黒川紀章も当時は36歳と若かったのだなあ(^^)2019/01/29

zeeen

1
大阪万博の概要。各パピリオンはデザインやアイデアが面白く、建築物としても見るとさらに興味深くなる。2018/05/28

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