歴史新書
ホモ・サピエンスの誕生と拡散

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800312655
  • NDC分類 469.2
  • Cコード C0220

出版社内容情報

『サピエンス全史』など、昨今、人類史をテーマにした書籍への読者の関心が非常に高い。ホモサピエンスが登場するまでの生命・人類の歴史とともに、日本列島に人類が住み着くまでの時系列を、よりわかりやすく解説する。具体的には、トピックとなるキーワードを50強抽出し、それぞれ図解やイラストを使用し、やさしく解説していく。

内容説明

700万年の人類史と日本人の成立史がひとつに。現代の最新科学が解き明かしたグレートジャーニーの過程がいっきにわかる!最新研究の成果を52項目で解説!!

目次

序章 人類史を解き明かす科学技術(DNA解析が革命をもたらしたヒトの起源を探る学問・自然人類学;4種類の文字だけで書かれた生物の設計図・DNA ほか)
1 人類の誕生から出アフリカまで(700万年前に登場した最初のヒト サヘラントロプス;もう一つの最初の人類候補 アルディピテクス ほか)
2 世界に拡散するホモ・サピエンス(膨大な数のDNAを解析 自身のルーツも判明;絶滅の末路をたどったホモ・サピエンス最初の遠征 ほか)
3 解き明かされる日本人の成立史(「日本人はどこからやって来たのか」を考える;ホモ・サピエンスは約4万年前に列島へやって来た ほか)

著者等紹介

篠田謙一[シノダケンイチ]
1955年生まれ。京都大学理学部卒業。産業医科大学医学部助手、佐賀医科大学助教授を経て、国立科学博物館副館長(兼)人類研究部長。博士(医学)。専門は分子人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相馬

3
手に取って「洋泉社歴史新書」だったことに気づいてびっくり。DNAの分析を中心に猿人、原人、ホモサピエンスの出アフリカ、日本人のルーツなどの最新の学説を読みやすく解説している。また、ハプロタイプのDaが何たらとか細かすぎて結局どうなんだ、というのが分かりにくい本が多いが、そういう具体的なタイプ名はほとんど出て来なくて結論を述べているので分かり易い。やや物足りなさもあるけど。参考文献に瀬川さんや海部さん片山さんの本が挙がっているのも面白い。それにしても「ハプログループ」と「ハロプロ」は似ている。2017/10/26

5〇5

3
700万年前からの人類史を辿ります。1つの項目が2~4ページで解説され、わかり易く読み進められました。そして日本人のルーツですが、大陸から最初に縄文人がやってきたとの認識でしたが、どうやら違うようです。最新の研究により新たな知見が見出されています。これは興味深いですね。2017/09/28

ishilinguist

3
最新の知見や学説を項目別にとてもわかりやすい形で論じている。誠実さがにじみ出た文体に好感が持てる2017/09/01

犬丸

2
自分は人類の進化に興味がある。 単純に自分のルーツが知りたい、というのがある。 あとはまだまだ、未開の分野という楽しさもあると思う。証明に至っていない、色々な学説に面白さとロマンを感じる。今後も定説をひっくりかえすような新たな発見があるかもしれない。 2021/05/31

zeeen

2
ホモ・サピエンスの世界拡散の旅の終着点が地理的に日本になったというのは面白い。人類史の要点がまとめられていてサクサクと読めた。2018/04/24

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