出版社内容情報
『江戸の銭勘定』につづく明治版。本書では、日清戦争後の明治30年を基本軸とした諸価格を紹介。2018年は明治150年という区切りの年でもある。文明開化の商品や、現在とはあまりに商品価値の違うテーマを見開きで完結させ、各項に関連図版も入れて視覚からも理解しやすいように明治の諸価格を紹介。また現在ではいくらになるかを比較していく。
内容説明
近代化に邁進する明治の物価はどうだったのだろうか?また、明治時代の一円は現在だといくらの価値があったのか?西洋文化の導入とともに新たな商品が生まれ高価な値段で売買された。当時の自転車は今では高級自動車並みの値段、約四百万円相当だった!食物、給料、文化、娯楽、交通など、現代価格から換算すると、ホントの明治の暮らしが見えてくる。
目次
序章 波乱の船出を乗り越えていく明治新政府
第1章 文明開化の新しい味覚
第2章 急激に変化した明治の生活
第3章 収入格差が激しい大変革
第4章 教育に力を注ぐ新政府
第5章 新時代で遊びも多様化
第6章 金が絡んだ明治の事件
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 民話・昔話集内容総覧